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アイドル界の新潮流、HIP HOPのスパイスをまぶしたソロ曲で玄人ウケを狙う

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ジョンヒョンもヒップホップアーティストと競演。「1stミニアルバム – Base」より

 アイドルグループの歌手としてのバラ売り=ソロ活動が目下、流行っています。共通しているのは「ヒップホップな味つけ」でしょうか。

 まず、SMエンターテインメント(以下SM)からSHINee(シャイニー)のジョンヒョンf(x)(エフエックス)のエンバが、続けてアルバムを発表し、ソロデビューを果たしました。アイドル界でもともと歌のうまさには定評のあるジョンヒョンですが、記念すべきソロ初アルバムからシングルカットされた2曲、「Déjà-Boo」と「Crazy」でフィーチャリングされたのは、それぞれZion.T(ジャイオン ティー)とアイアンでした。

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 弱冠25歳の気鋭のシンガーソングライター、Zion.Tは、SMに仲間入りしたINFINITE(インフィニット)の派生ユニット、INFINITE Hの2013年のヒット曲「Without U」を作詞作曲した人、と説明するのが一番わかりやすいでしょうか。同曲のMVにも出演している、アーティスト然とした細いカマキリのような人です(笑)。

 今回のジョンヒョンやエンバのソロデビューと時を同じくして、本人も「Just」という曲をリリースし、インディ系の事務所ながら(ヒップホップ界では有名なアメーバカルチャーというところですが)音楽番組で1位を獲得し、話題を呼んでいます。〈今もっともおしゃれな音楽を作るひとり〉として、SMのようなメジャー系事務所からもお声がかかるのでしょう。それともINFINITEの紹介だったのかしら。

 音楽番組でジョンヒョンが「Déjà-Boo」を歌うときにZion.Tがステージで客演することはほとんどないのは残念ですが(Zion.Tも自分の曲の活動中だから?)、ある意味、幸いなことかもしれません。ジョンヒョンもかなりのカリスマ性を放つほうですが、Zion.Tは見た目も声もパフォーマンスも非常に独特な異物感があるので(笑)、舞台で喰われてしまうおそれもありますからね。

コラボで化学反応は起きているのか?

 そして「Crazy」のラップに起用されたアイアンは、かつて記事でも触れたヒップホップサバイバル番組「SHOW ME THE MONEY 3(以下、SMTM3)」iKON(アイコン)のBOBBYに決勝で惜しくも敗れ、準優勝となった期待の新進ラッパーなのです。

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 番組放送中からラップの実力に加え、長身のイケメンである点でも女子ファンを喜ばせていましたが、ここに来て、メジャーの世界に本格お目見えを果たしました。曲作りに意欲を見せるジョンヒョンの人選、そのセンスが光っていますが、「SMTM3」の人気にあやかりたいのは彼だけではありません。

 今月、ソロアルバムを発売したTEENTOP(ティーントップ)のNIEL(ニエル)が「Lovekiller」でフィーチャリングしたのは、「SMTM3」の審査員ラッパー、Dok2(ドッキ)でした。

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