《実際の生活サイクル》
・20時~朝5時までお店にいるのは本当
・帰宅してから昼過ぎまで寝ている(ほとんど大学の単位は取得済みです)
・授業がない日は家で寝てるか、友達と遊ぶ
・休みは結構あるし、大学生なので時間はいくらでも作れる
はい、実際の生活サイクルはめちゃくちゃ暇です(笑)。メールも電話も気づいてはいるけれど、シカトしてました。「今日のお昼ごはんはカツ丼だったよ♪ おはなちゃんは何を食べたのかなぁ?」なんてメールにいちいち返事してられるか!!!! 嘘って便利です。ちなみに、「ごめん寝てたぁ」は印象が悪いのでNGですよ。
恋愛にトラウマがある設定で色恋を回避!
しばらく指名が続き、親密度が増してくるとお客様は「そろそろ付き合える」などとアホなことを考えはじめます。同伴やお店以外で個人的にデートすることを望んだり、恋人という関係になりたがります。しかし、私にとって彼らはお客様であって、個人的な恋愛感情は一切ありません。私のお給料を生み出す人たちなのですから、無料で会うなんてことをしたらマイナスにしかなりません。なので、そういった関係になることはありえません。(とっても仲のいいお客様や、私が気に入った方とはプライベートでお食事や買い物に行ったことはあります)
では、そういう誘いがきたらどう断るのがベストなのでしょうか?
ただ「付き合えない」と突き放してしまっては、お店に来てもらえなくなります。あくまで脈ありに見せ、「いつか付き合えるかも!」と思わせなければなりません。なるべく長い期間お客様でいていただくために、私がついた嘘はこれでした。
「過去に男性に都合よく遊ばれてしまって、恋愛するのが怖いの……◯◯さんはとっても優しいし、一緒にいて安心できるんだけど、ふとした瞬間に思い出しちゃって。今は好きって気持ちがよくわからないんです」
「セフレ扱いされた」など具体的に何をされたかは絶対に言いません。聞かれても、「思い出すとちょっと辛いから」と言って誤魔化します。本命だと思っているお客様に、過去の男性とのセックスの想像をさせることは厳禁です。「今は付き合えないけど、時間が経てば付き合えるようになるかも」と濁らせることが重要です。
設定は完璧に!
このように、嘘を上手く使いこなすことによって、指名客をゲットすることに繋がります。ただ、設定が曖昧だったり、いつも違うことを言っているとバレます。嘘をついていることがバレると、お店に来なくなることはもちろん、恨みを買うこともあります。さらには水商売専門の掲示板があるのですが、そこに名指しで悪口を書かれることもあります。そうなってしまうと、新規のお客様を獲得しづらくなってしまいますし、最悪の場合は何かの事件にもなりかねません。自分の身を守るためにも、嘘は徹底しなくてはいけません。同僚の女の子たちにも、自分の設定を伝え、私生活はあまり教えないほうがいいでしょう。彼女たちは同僚であると同時にライバルですから!
キャバクラでの自分と、現実世界の自分を使い分けることで、うまくお客様の財布を握れるようになりますよ♪
ただ、キャバ嬢として嘘をつきすぎて罪悪感がハンパじゃないので、実生活では正直に生きようと心がけています(笑)。
■おはなちゃん/ オープンスケベ。4歳で初めて股をこすってから、性に目覚めた22歳。普段は女子大生、事務アルバイトをこなしながら日々性を楽しんでいる。おじさんキラーであり、現在24歳年上のおじさまとお付き合い中。
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