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それ、もしかしてだけど買春してるんじゃないの? 承認欲求を埋めたいアイドルと、愚直さを応援したいファンの関係

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『全国ツアー公式追っかけブック AKB48パパラッツィ vol.3〈完結編〉』主婦と生活社

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「最近『アイドルになりたい』ってオーディションを受けに来るコって真面目なんだけど暗いんだよね」

 著名なアイドルグループに楽曲提供をおこなっている友人、Mさんから聞いた言葉です。

「アイドルって、クラスで一番可愛いコだったり、街を歩いてても目立つような可愛いコを想像するじゃん。でも、今はそうじゃなくて。それこそ、クラスでも目立たないし、順位をつけるなら5番目とか6番目ぐらいのコが入ってくるんだよ」

 先週の記事で「全力アイドル」について触れましたが、Mさんの言葉もそうした「アイドルの変質」について考えさせるものでした。Mさん曰く、最近のアイドル志願少女たちには以下の特徴があるそうです。

・勉強や運動も得意なわけではない
・コミュニケーションも不得意で、人見知りする(友達作りも苦手)
・レッスンや練習は真面目にやってくれる

 この特徴を聞いて「勉強や運動では承認欲求が満たされない(容姿が並以下よりは少し恵まれているだけの)女の子が、真面目さだけで勝負できる場所として、アイドルという場を選んでいるのでは」という仮説が私の頭に浮かびました。

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カエターノ・武野・コインブラ

80年代生まれ。福島県出身のライター。

@CaetanoTCoimbra

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