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「DV」「モラハラ」って一体何? どうすればいいの? DVを理解する3つのキーワード

【この記事のキーワード】

あなたの彼は大丈夫? DVチェックリスト

 DVは、恋愛や家庭といった、「閉じられた関係」の中で起こります。そのため、当事者にとっては「日常」になってしまいがちです。つらい目に合わないためには、まず「DVに気づくこと」が重要です。

 ここではDV被害女性の支援を行うNPO法人、『レジリエンス』のチェックリストを引用します。以下の項目で、当てはまるところはありませんか?

□パートナーの言うことは絶対だ。
□自分の希望をパートナーに伝えるのは、とてもエネルギーがいる。
□パートナーが帰ってくると緊張する。
□パートナーを恐れている。
□パートナーがいる前で電話やメールをしたくない。
□パートナーを待たせることはできないと思っている
□自分がどう感じるかよりも、パートナーが怒らないかが基準になっている。
□パートナーの言動に意見できないと思っている
□たとえ間違っているとわかっていても、パートナーに同調しなくてはならない。
□パートナーに自分の本音は絶対に言えない。
□パートナーが怒りだすと、なんとかなだめようとしてしまう。
□パートナーが機嫌の良い状態であるためには、どんなことでもすると思う。
□どんなに自分が楽しんでいても、パートナーの機嫌が悪くなるともう楽しむことはできない。
□パートナーのセックスの要求は断れないと感じている。
□自分のほしいものでも、パートナーが良い顔をしなければ買えない。
□子どもがパートナーの気に入らないことをするとすごくあせる。
□パートナーについたウソがばれるのが怖くてしょうがない。
(NPO法人レジリエンス 「傷ついたあなたへ わたしがわたしを大切にするということ  DVトラウマからの回復ワークブック」より)

 チェックリストにいくつかあてはまる場合、力の差があり、相手からコントロールを受けている可能性があります。

 彼は「ついカッとなって、声が大きくなってしまった」「妻が家事を怠けているから、しつけのために手を上げた」のではありません。

 あなたに言うことを聞かせるために、話し合いではなく、「暴力を選んだ」のです。

 まずは知ってください、DVの事実を。

 ■長南はる香/性暴力サバイバー、現代美術アーティスト、写真家。高校生の頃から、約10年にわたって性的虐待、DVを受ける。その後、セックス依存症に。トラウマを乗り越えた経験を元に、「女性のためのエロティックアート」を制作している。HP『現代美術アーティスト「はる香」の描くアダルト映像の世界

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傷ついたあなたへ―わたしがわたしを大切にするということ DVトラウマからの回復ワークブック