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離婚後に転がり込んで来る、パラサイト義妹たちへの困惑

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Photo by Sheila Bessette from Flickr

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 結婚は1対1の人間同士が書面上で契約を交わすものだが、結婚相手との家庭構築だけでなく、実両親、義両親、そしてお互いの兄弟との付き合いも自然と発生するもの。そうなると、家族間のトラブルが当然起こる。

 義家族に関する困り事はお悩み相談の定番だが、小町を見ていると、なぜか「義妹」に関するトラブルが特に目立つ。それも家に居座られて困っているという相談が多い。今回はそんな“パラサイト義妹”にまつわる相談を特集したい。

『義妹が実家と言いはる』トピ主=男性(夫)/義妹=妻の妹

 トピ主と妻は新築の戸建てを建設。自宅を売却した妻の両親と、二世帯同居をしている。そこに一昨年、子連れ離婚(3歳と5歳)した義妹が転がり込んできた。最初は「住むところと仕事を見つけたらすぐに出て行く」と言っていたのに、パートを始めても出て行く素振りがみられない。トピ主と妻は何度も「ここは義妹の実家ではないのだから」と出て行くようにすすめたが、一向に応じないという。妻には、このままだと義妹と一緒に妻の両親も出て行ってもらうことになると告げたが、それだけは勘弁してくれ、と泣きつかれた。義両親は、孫が可愛いからか、義妹に強くいうことは出来ないようだ、どうしたら……という相談だ。

 これには「義両親ごと出て行ってもらうしかない」と、もともと同居していた義両親と一緒に追い出すという案が多く寄せられている。トピ主レスで、妻とトピ主は子供を持てない夫婦であること、義両親の住んでいた家は定年時に築50年で大規模修繕が必要だったがそのお金もないということで一緒に住む流れになったこと、トピ主夫婦が家を建てるにあたり義両親からの資金援助は一切受けていないこと、などの追加情報が書き込まれた。

 最新トピ主レスでは、ついに家族で話し合いをしたという。そこでトピ主は改めて「ここは義妹の実家ではない」ことや、これまでの不満(勝手に庭に庭園を造る。柱に釘を打つ。自分の好みの時間に食事をさせろと言い出す、など……!)を伝えた。しかし義両親はトピ主に理解を示しつつも、「娘と孫のことも考えてくれ」など要求し始め、義妹に至っては居座っている立場でありながら「親に孫を見せてあげている私をもっと尊重すべき」など平然と言い出した。不妊の原因は夫であるトピ主側にあったこともあり、この言い草はさすがに頭に来たのか、トピ主は今月一杯で退去してくれと宣言した。

 また来月にその後の顛末が書き込まれると思うが、果たしてトピ主は義妹を追い出せるのだろうか? それにしても、強く言えない妻にもなんだかイライラしてくるトピである。義妹もシングルマザーとなり金銭的に困窮している可能性があるため、無理に追い出しても子供たちが被害者となるかもしれない。少なくとも、「ここは義兄夫婦の家であり、自分の実家ではない」ことを義妹が理解し、態度を改めるなり、いくばくかの家賃を払うなりして共同生活を続けていく道もありそうだが……。とはいえ最終的に、義両親と義妹およびその子供たちがこの新築住居に住み、トピ主夫婦が出て行くという「乗っ取り」エンドだけは見たくない。

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ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

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