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夫はいつ妻を嫌いになるのか? 「妻が嫌い」な夫たちの言い分

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Photo by Raffaele Esposito from Flickr

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 先日、スザンヌが斉藤和巳との離婚を発表して会見を開いたが、離婚を切り出したのは夫側だったことが明らかになった。夫は故障で野球選手を諦め収入源・浮気癖もある・DV疑惑もある・育児に積極的でない……などの情報から、世間では離婚発表直後は「スザンヌが耐え切れなくなったのかな」との見方が多数派だったようだが、実情は、スザンヌは離婚したくないと食い下がり、斉藤はもう一緒に生活したくないと突っぱねてジ・エンド。この真相発覚に、ネット上では驚きのコメントが多く上がっていた。

 発言小町では男性からの投稿もそこそこあり『男性発』というカテゴリもあるほどだ。そこには男性からの妻に対する悩みが多く見受けられる。眺めると、それがフィクションかどうかはさておき、夫が妻に対する気持ちを失うキッカケをある程度、垣間みることはできる。今回、「妻が嫌い」な男性(夫)からの投稿を集め、夫がいつ妻を嫌いになるのか、分析してみたい。

こんな妻が嫌いになりました

 42歳男性トピ主は結婚12年目。妻との間には、受験生の子供がいる。最近、トピ主は妻の事をどんどん嫌いになってきたという。理由はシンプルだ。

「子供がもうすぐ受験なので、仕事から疲れて帰っても好きなテレビは見られないし、妻が子供の勉強を見ながら怒っている姿が怖いし、何より自由になるお金がありません」

 休日には、妻は子供関係の用事などで外出してしまい、トピ主は留守番。「同じ年頃の子供を持つ友達は、釣りやゴルフに行けているのに、私はあまり行けないのでストレスがたまります」という。また「私の妻はとても忙しそうで、不機嫌なことが多く、先日は私のいびきがうるさくて眠れなかったと言われ傷つきました」とも。

 家で好き勝手に振る舞えない、休みの日に家から出られずゴルフに行けない、妻が忙しそうで不機嫌……など、とにかくトピ主にとって家庭生活のすべてがお気に召さない状態になっているようだ。そんなトピ主を育てた両親はどうだったかというと、「父は留守がちですが収入が多く、母はいつも家の中をきれいにしていて、料理もきちんとして、父の面倒をよく見ています」。

 夫婦間のトラブルが投稿されると内容に関わらず離婚をすすめるコメントがつくのが小町のセオリーであり、このトピにもそうしたコメントがあるが、「奥さんもあなたのこときらいですよ。きっと」「奥さん、仕事も家事もそこそこしながら子育て、教育でしょ。あなたよりストレス多いと思うよ」と妻擁護の声が多く「奥さんに文句を言う前に、あなたのお父様みたく沢山お稼ぎになられたらいかがでしょう」とトピ主の稼ぎにも非難が集まる。

 トピ主レスによると、自由になるお金がないという事情は小遣い制だからということでもなく「給料を全部妻に渡すのが嫌なので 自分で管理して、その中から生活費を渡しています。塾代などの教育費は妻が出しています」という。確かにそれってトピ主の手取りが少ないことが問題なんじゃない……?

 トピ主はその後も「ほとんどの日は妻が朝起きるのが私より遅いのが嫌」など次から次に妻への不満を挙げているが、正直、妻や子にかまってもらえない淋しさが、「俺が家庭内で軽んじられている!? 許せない!!」という怒りにつながっているように見える。自分の収入が少ないことでトピ主の考える“理想の俺”に辿りつけず、そのストレスを妻への不満に昇華させているのかもしれない。それにしても、子供が受験対策で忙しいんなら、父親であるトピ主も「ゴルフとか釣りとかやりたい」などほざいてないで、妻と協力して子供のサポートに回ればいいんじゃないか? 家族事に関わろうともしないで、妻には「優しく笑顔で甘やかしてくれ!」って、そんな父親、子供から見ても気持ち悪い。

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ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

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