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「さようなら」だけで警戒。挨拶が「声かけ事案」になるのはなぜか

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「メールけいしちょう」ウェブページより

「メールけいしちょう」ウェブページより

 先日、警視庁が発行しているメールマガジン「メールけいしちょう」に下記のようなメールが配信された。

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3月11日(水)、午後3時50分ころ、北区神谷2丁目の公園内で、児童が遊んでいたところ、男に声をかけられました。

■声かけ等の内容

・さようなら

(不審者の特徴については、40歳代、160cm 位、やせ型、短髪茶色、茶色っぽいジャンパー、黒色っぽいズボン、マスク、徒歩)

出展: http://anzen.m47.jp/mail-257236.html

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 これに対しネットでは、「挨拶しただけで不審者扱いされるなんて、もう知らない人に声なんてかけられない」「安心して外も出られなくなるんじゃないか」といったお決まりの反応が見られた。

 確かに、ただ「さようなら」と声を掛けただけで警察が動く事案となってしまっては、声をかけた側はたまったものではないだろう。こうした「声かけ事案」はたびたび2chなどで取り上げられ、ネタとして楽しまれてきた。だが、このような事案をすべて「過剰だ」と唾棄し、ネタとして消費する行為が適切であるのかというと、そうではないように思う。

掲載情報はフィルタリングされている

 そもそも「声かけ事案」とは、「小学校低学年を中心に幅広い年齢層の子どもに対して「道案内してあげる」、 「家まで送ってあげる」などと言葉巧みに接近してくるもので、略取・誘拐や性犯罪等の重大な犯罪の前兆事案となるもの」とされている(平成19年 警察白書トピックス http://www.npa.go.jp/hakusyo/h19/honbun/pdf/19p00400.pdf )。

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