現在、結婚願望のある読者の方々。結婚相手にどのような条件を求めますか? ルックスや収入、性格など、それぞれのこだわりがあると思いますが、単に恋人として付き合うワケではない「結婚」となると、その判断は慎重になりますよね。
しかし今回、お話を聞いたCさん(27歳・結婚4年目・一児の母)は、ご主人の“顔”だけが好きで結婚を決めたそうです。「顔だけで結婚するなんて安易なのでは?」とびっくりしますが、彼女なりの理由があるようで……。
――「ご主人の顔だけが好きで結婚した」とおっしゃいますが、決断に至ったのはなぜでしょうか?
C「私は小さい頃から自分の外見にコンプレックスがあって、『結婚するなら絶対顔のいい人と結婚して、可愛い女の子を産みたい』って思ってたんです。よく、女の子って父親に似るって言うじゃないですか。私の父がゴツイ感じの顔なんですけど、私は見事にその遺伝子をそっくり受け継いじゃって、学生時代はよく“メスゴリラ”とか呼ばれてたんです。だから、自分の子供にはそういう思いをさせたくなくて。ただ、私がメスゴリラなんで、顔のいい男性とは全く縁がなかったんですけど、なぜか旦那は私を好きになってくれて。『これはもう結婚するしかないな』と。ちなみに旦那には、『顔だけが好き』なんて言ったことはないので、今も気づいてないと思います」
――ご主人とはどのようにして出会ったんですか?
C「社会人のサッカーサークルのマネージャーをしていて、そのサークルで出会いました。私から告白して付き合ったんですけど、サークルの皆は彼がOKしたことを信じられなかったようで、『Cが勝手に勘違いしてつきまとってるだけ』って噂を流されたり、旦那が『究極のブス専』って陰で呼ばれてるのも知ってました。ショックだったけど、確かにはたから見れば釣り合ってないと思います。それでも旦那は一切気にせず、皆の前で『Cと付き合ってる』ってちゃんと言ってくれたんですけど」
――皆の前で交際宣言なんて、素敵なご主人! 「顔だけ」と言いつつ、ホントはそんな優しいところも好きなんじゃないですか?
C「いや、優しいというか外面がいいんですよ。付き合ってる時も、デートの約束をしてた日に『寝坊した』と言って3時間以上遅刻するっていうのが2回に1回のペースであったし、妙に財布のお金が減ってると思ったら、旦那が勝手に使ってたこともありました。でも、顔がいいから許せたんです。旦那は可愛い系の顔だし、結婚して女の子が生まれたら絶対可愛い子になる! ってなんとなくですけど確信してたんで、全部耐えてました」
※Cさんのご主人の写真を見せてもらいましたが、サッカー日本代表の長谷部誠選手に可愛らしさを加えた感じのイケメンでした!
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