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「お前と子供のいる家は疲れる」と去られた「かえで」の場合【離婚座談会】

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Photo by trewerynj from Flickr

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【第一章:お小遣いゼロ円生活で搾取され続けた「あゆこ」の場合
【第二章:働き始めたら「もうお前とはやっていけない」と言われた「みずき」の場合

 結婚と離婚を経験した3人の女性たち。経験したからこそ言える、「私たちに何が起こったのか」

・あゆこ(28)22歳で大学卒業と同時に、8歳年上の男性と結婚。夫が初めての彼氏だった。現在、別居して離婚裁判を申し立て中。
・みずき(33)26歳の時、出会って3カ月の男性から付き合ってもいないのにプロポーズを受け「面白い」と快諾して結婚。33歳の冬、夫から「もう限界」と離婚を切り出され「私もだよ」と承諾。
・かえで(30)27歳で同級生の男性と結婚、一男を授かるが、夫から離婚を求められ、29歳で離婚。

夫がいない家庭の幸福

――かえでさんの場合は、お子さんもいらっしゃるんですよね。

かえで はい、息子がひとり。離婚成立した時に息子は1歳でした。彼からは「お前や子供といると疲れるんだ。離婚して再婚したい」と言われましたね。

みずき 赤ちゃんを育てるのでいっぱいいっぱいの奥さんに「俺を癒せ」と……?

あゆこ うわぁ。うちももし子供が生まれていたらそうなったかもしれない。他人事とは思えないです。

――それで、かえでさんはすぐに離婚を承諾したんですか?

かえで いえ、最初は取り乱しちゃって。子供も小さかったし、離婚宣告されたのはまだ育児休業中の時で、いきなりシングルマザーで子育てなんて無理に決まってるって悲観して泣いてばかりいましたね。子供が泣いてても「私も泣きたいんだよ」って一緒にワンワンしててダメな母親だなといっそう自己嫌悪に陥っていました。

その後、子供が第一希望の保育園に入所することが決まって、職場復帰をして、保育園の送迎も食事や入浴や寝かしつけも全部自分でやるのが当たり前なんだって思い込むようにしたら案外それで何とかなったので、「慰謝料と養育費をちゃんと払ってくれるなら離婚に応じます」と承諾しました。もし、妊娠発覚のタイミングで会社を辞めてしまっていたら、あるいは妊娠で会社から「辞めてくれ」と言われていたらきっと、全然違う人生になっていたでしょうね。無職ではすんなり保育園に入れず再就職もできなかったかもしれないし、離婚も踏み切れなかったかもしれません。

今は、当時の悩みが全部解消したわけで、幸せです。子供にとっては、夫婦うまくやれなくて本当に申し訳ないと思いますけれど。

みずき 当時の悩みというのはつまり……?

かえで どうして夫は家庭に参加してくれないんだろうとか、子供が可愛くないのだろうかとか、そういうことですね。もう全部、考えなくなりました。慰謝料も少額ですが受け取りましたし、養育費も今のところ毎月初にきちっと5万円振り込まれているので、もうこれでいいやって。もともと子供に幼稚園~小学校でお受験をさせる気もなかったですから、男親がいなくても母子ふたりでつましく暮らしている今がラクですね。

あゆこ 養育費を払わずに逃げる男親ってものすごく多いらしいのですが、元旦那さんは払ってくれる人で良かったですね。

かえで 離婚を宣告されて自分でも真剣に考えたとき、「養育費で逃げられないためにどうすればいいのか」徹底的に調べたんですね。すると「公正証書」という書類を作成すべきだということがわかりました。公証役場に連絡を取ってもらい、公証役人という仕事の人に「公正証書」を作成してもらったんですよ。その書類に、「毎月●日に、乙は指定の口座に×円を振り込む。滞ったら強制的に徴収する」といった約束ごとを記しているので、まあ……破られないといいんですけどね、この約束が。

あゆこ ええ、私もそれ作成したい。

かえで 裁判になるならその記録がちゃんと残るので、作成の必要はないと思いますよ。

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