恋愛・セックス

おしゃれコンドームで男性の意識は変わるか? 女性が変わるほうが早い!

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TENGA CONDOM公式HPより

 TENGAから新たにコンドームが発売されました。赤×シルバーの〈TENGAカラー〉で彩られたアルミパッケージを開けると……「わ、かわいいー♡」と思わず歓声をあげてしまいました。なんてポップ! こんなテイストのコンドーム、いままでなかったですよね。さすがTENGAさん、心憎い。

 男性用グッズからはじまったTENGAですが、irohaシリーズをはじめたときは、女性の心にそっと寄り添うようなデザインで話題を集めました。生活空間にあっても違和感のないたたずまいで、それはすなわち日常的に、そして気負うことなく、こうしたグッズを楽しんでほしい。引いては、女性である自分をハッピーにとらえてほしい……というメッセージだと私は感じました。この突き抜けて明るいコンドームにも、こそこそ隠すんじゃなくて堂々と持ち歩こうよカップルのあいだで明るく前向きにコンドームの話をしようよ、というメッセージが見て取れます。このメッセージ自身は目新しいものではありませんが、デザイン性の高さに説得力を感じます。

 望まない妊娠や感染症を防ぐための、最も廉価で手軽な手段であるコンドームですが、一方で〈快感の邪魔をする〉というイメージがあります。単純に肉体的快楽でいうと、そりゃナマのほうが気持ちいいですよね。女性もそれに異論がある人は少ないと思われますが、ナマでするのは〈快感〉よりも〈リスク〉に気持ちが持っていかれ、ハラハラします。一時の快楽を優先したがために失うものが大きすぎると考えると、コンドーム着用は当然の選択ですが、男女間で背負うリスクに差があることや、「自分は大丈夫」という根拠のない思い込みから、ナマ派が決してマイノリティにならないからおそろしいことです。

 ピルを使用し、決まったパートナーと、定期的に病院で感染症チェックをしながらセックスライフを送る。これならリスクはだいぶ解消されます(私はそうしています)が、さまざまな事情によりピルを飲めない人もいるし、おまけに高額だし、お手軽さでいうとコンドームは最強! こんなこといまさら私がいうまでもありませんが、昨年、「ウルサイと思われようと、コンドームはちゃんと着けようというのがオトナの義務」と考えるにいたったので、あえてくどくど書かせてもらいました。

日本のコンドームはすごいけど…

 そんなわけで、コンドームに求められるのは、〈いかに快感をさまたげないかと〉ということです。外身より、あくまで中身。私はかつてヨーロッパに旅行したとき、ドラッグストアに並ぶコンドームのパッケージがかわいかったので、自分用&お土産用にいくつか購入したことがあります。でも、帰国後にいざ使おうとしたところ、まるで指サック! 紙をめくるときに便利な、あの事務用品ばりの分厚さで、中でどれほどゴワゴワとした異物感をもたらすだろう……と考えると、これを使ってセックスする気になりませんでした。

 日本のコンドームメーカーがいかにすばらしいか、ありがたみをひしひしと感じたのが、いまから5年ほど前のこと。そこから国産コンドームはさらなる進化を遂げ、2013年には2社から0.01mmという驚異的な薄さのコンドームが発売されました。この企業努力、ほんとうに頭が下がります。ただ、「まるで着けてないみたい!」に惹かれて、いままではナマ派だったけど、じゃあコンドームをちゃんと着けようと思う男性がどれほどいるのか……という疑問は残ります。それまでもちゃんと着けていた人にとって選択肢が広がり、「どうせ着けるんだったら、こっちがいいよね!」となっただけではないでしょうか。

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桃子

オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。

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