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「ミスコン」と揶揄される港区議選の女性立候補者たちを調べてみた

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Photo by Dick Thomas Johnson from Flickr

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 第18回全国統一地方選挙後半戦の投開票日まで残り4日となりました。皆さんはお住まいの自治体で、どんな人が立候補しているかチェックしているでしょうか?

 ここ数日、全国の「ちょっと面白い」候補者や印象的なポスターがtwitterやまとめサイトでとりあげられるようになっています。その中で今日は、「まるでミスコン」と揶揄されている、港区議会議員選挙に注目してみたいと思います。

 まとめサイトのハム速は「ミスコン選挙」というタイトルの記事を掲載しています。確かにこの画像をみると、比較的容姿の恵まれた女性が立候補している、という印象を受ける方も少なくないでしょう。そこで、港区議選にはどんな方が立候補しているのかを調べてみたところ、立候補者数は47名で、そのうち13名が女性ということがわかりました。

 いま見たとおり全然ミスコンではないことが分かりますね。女性の候補者が多いことは事実ですが、男性の候補者もたくさん立候補していることをお忘れなく。

 とはいえ、もともと関心の低い区議選が、どんな形であれ注目されたわけです。この機会に、今回「ミスコン」と揶揄された議員がどんな政策を掲げているのか、どういった経歴の持ち主なのかを調べていきましょう。

・ゆうきくみこ氏

 元ファッションモデルで、3期当選を目指しているゆうきくみこさん。シングルマザーのもとで育ったとご自身のサイトに書いていますが、どうやらお母様も議員をされていたようですね。

 また、港区自民党ではじめての女性議員であり、与党女性議員では初めて出産をされている。掲げる政策は「もっと子供を!」「もっと節約を!」「もっと勉強を!」「もっと福祉を!」「もっと緑を!」の五つの「もっと」。少子高齢化や財政問題などは多くの候補者が掲げるところですから、差別化をはかるためにも具体的な方法論や過去の実績を載せてほしいところ。特徴的なのは「もっと緑を!」ですね。公園整備など、環境保全に注力されているようで、先ほどリンクしたインタビューでも、力を入れているのは「環境問題」と答えていました。

 サイトを見ていて気になったのは、以下の記述。

「日本人女性としての本質を忘れることなく、どんな経験でも真面目にやれば蓄積になることを信じ、世間体や既成概念にとらわれずに、知的好奇心を持ち続けて目標を達成していける人間になりたいです。」

 この「日本人女性としての本質」を何とお考えなのか知りたいですね。

・清家あい氏

 第二期当選を目指す清家あい氏は、元産経新聞社の記者で、7歳になる娘さんを子育て中。昨年2月に、毎日新聞が清家氏を取り上げていました

 この記事によると、育児との両立に悩み新聞社を辞めフリーランスになったところ、「永久に保育園に入れない」と役所から言われた経験から、育児に関する政策提言を行ってきたとあります。

 以前もmessyに書きましたが、過去に23区で最も待機児童率の高かった港区は、近年、保育所の増設に力を入れ、着実に成果を上げてきています。先に紹介したゆうき氏など、現職区議の力の賜物、なのかもしれません。

 元記者ということもあって、清家氏のサイトは過去の実績などが分かりやすく掲載されています。特にすばらしいと思ったのは、実現した「子育て支援」の下に、今後の課題を付記している点。耳障りのいいことだけ言って、当選したら結局何もしない議員だっているでしょう。そう考えれば、清家氏は着実に改善を試みていることが見て取れて好感を覚えます。

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