まだ連休が終わってない5月5日に、気の早いタイトルで投稿しているトピ主はアラカン世代。次男とその嫁は30代で4歳と1歳の孫がいる。昨年まではこの次男家族と、長男も帰省し賑やかなGWを過ごしていたという。「長男嫁は来ませんが気にしない様にしてます。私は過干渉にならない様に気を付けてますから」と最初から不穏な空気が漂い「でも次男夫婦は孫もいるのにお正月も来なかったしこの連休までも!きっと嫁です」となぜか嫁の差し金で実家訪問がなくなったのだと決めつけている様子。非常識トピ主だがこれに思い当たることがふたつあるそうで、
・昨年の孫の誕生日にプレゼントをあげなかった
・昨年に嫁の姉が長患いの末に亡くなったがこちらからは葬儀に参列せず何もしなかった
ことを挙げている。前者は特に問題視することではなさそうだが、後者はすさまじく冷たくて薄情な印象を受ける。また「次男は婿養子で嫁の母親と昨年亡くなった姉と完全二世帯で同居」していること、結婚に反対で結婚前から揉めたが「嫁実家は土地や賃貸物件の多少の資産もあり最終的には認めましたが」と嫁の実家の資産があったため認めて“あげた”という。その後は「それもあって孫にはこちらからそんなにプレゼントせずともお金に困ってないだろうと思っていた」「昨年までは還暦や快気祝いなどの名目で旅行に3度招待され次男家族と行きました」「私達の誕生日や父母の日にはプレゼントがあり仲良くやってると思ってました」と、なにかと次男家族に物質的・金銭的な要求を繰り返していた様子。嫁の家族の葬儀には参列せず香典もなしで、要求ばかりとなれば、嫁だけでなく嫁の実家も色々と思うところはあるだろう。「今年から(孫の誕生日に)プレゼントを贈り始めました。他に何をしたら孫に会えるでしょうか?」と今さらな相談だ。
コメント欄では当然ながら、嫁の姉が亡くなったときのトピ主の対応に非難が集中した。が、トピ主はトピ主レスでさらにすごいことをどんどんと明らかにし始める。結婚式当時、次男夫婦は海外在住だったそうで、海外挙式は渡航費などの出費がかさむため「招待客は日本からは親と兄弟のみの出席」と新婚夫婦から言われていたのに、トピ主夫が親戚に触れ回ってしまい、次男側の家族が多数出席することになったこと。膨張した挙式・披露宴の費用は全て嫁側が出したこと。ご祝儀をこちらに回せとトピ主夫が要求して揉めたことなど、とにかく浅ましく欲深いのである。
「私共からは雛人形と兜を送りました。それでも誕生日プレゼント等いりますか? 主人が節約家なのでそうそうお金は捻出できません。そんな家庭は沢山あると思うのですが」
いやいや、倹約家っていうよりお宅のご主人、相当な強欲なんじゃないの?と 筆者まで思わずコメントしたくなる暴走ぶり。
次男嫁は国家資格保有者で、子育てがひと段落したら再就職予定、しかも次男よりも稼ぎが良いそう。トピ主は「それと婿養子の話は別だと思うのです。嫁実家は不動産等の不労所得がありますが婿養子であるからには当然の恩恵と思ってましたがこれが間違っていたのでしょうか」などと書いており、「嫁実家の財産はウチのもの!」とまで考えているように見える。これだと近い将来、本当に次男は嫁に捨てられてしまうかもしれない。次男本人のせいでなく、ごうつくばりな義実家のせいで。嫁実家も、ウチの娘はヤバいのと一緒になっちゃったな~と思っているのでは。批判コメントの嵐に思うところあったようで、トピ主は次男と会って話をすることを決めた。次のトピ主レスが見逃せない!
■ブログウォッチャー京子/ 1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。