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女性は「TPOに合わせてハイヒールを履かねばならない」のか?

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Photo by Andrea Rinaldi from Flickr

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 5月13日~24日までフランスにて開催中の第68回カンヌ国際映画祭。日本からも、『海街diary』『岸辺の旅』『極道大戦争』などの作品が出品され、綾瀬はるかや長沢まさみら女優がレッドカーペットを歩きました。しかし今回のカンヌ、「今年は女性の年だ」と評価があることに対して当の女性映画人から反発があったり、前出の日本人女優たちのドレスが他国の女優と比べてあまりに地味で「良くも悪くも日本で喜ばれそうな無難さ」だったりと、ジェンダーをめぐる諸問題が可視化されています。さらに、ある出来事がきっかけで“女性の正装”とは何なのかが問われる事態となっています。

 発端は、イギリスのエンタメ情報サイト「ScreenDaily」が同映画祭で『キャロル』のプレミア上映に参加しようとした50代の女性が、ローヒールの靴を着用していたために入場を拒否されたという記事を掲載したこと。記事によると、映画祭主催側は「女性が参加する際には、ハイヒールの着用を義務付けている」と認めたものの、入場拒否に関するコメントはなかったと主張しています。

これを受けて、映画監督のアシフ・カパディア氏も「僕の妻も追い返されることがあったよ」と反応。最終的に、彼の妻は入場できたとのことですが、今回以外にもローヒールの女性が入場を拒否されるという事例があったようです。

 しかし、同映画祭のディレクターは「禁煙で礼装であること以外の規則はありません。ハイヒールを義務化しているということは根拠のない噂です」と、自身のTwitterで否定しています。ハイヒールが義務化されているわけではなくても、アイテムによっては映画祭にそぐわないと判断されてしまうケースがあるということでしょうか。もしくは、入場を拒否された女性の対応をしたスタッフが「ローヒールは礼装ではない」と認識していたという可能性もあります。

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