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欧米のバイブライフは本当にオシャレなのか? リアルな市場の逸品&珍品

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欧米には欧米のセクシーがある? Photo by Christina Saint Marche from Flickr

 国内外のいろんなバイブを試してきた私ですが、特に欧米製のバイブを愛しています。メイドインジャパンなバイブも「iroha」が出始めたころから新しい風が吹き始めましたが、おしゃれ度でいうと後進国。コントローラー部分は従来モデルのものを使い回されることが多く、挿入部の形(業界的にはココを〈人形〉というようです)をいくらステキにしても、限界があるからです。だいたいそういう場合の人形は欧米製バイブの猿マネなので、髪型もメイクもプロポーションも垢抜けない子に、無理やりスタイリッシュな服を着せたように、かえってちぐはぐさが強調されるのです。

 では、欧米のアダルトグッズ市場ってどうなってるの? と訊かれても、ドメスティックな活動しかしていない一介のバイブコレクターにはわからないことだらけ。ただ、各国で開催されるアダルトグッズの展示会には世界中のメーカーが集いますが、その主力商品を収めたパンフレットを見せてもらうことはよくあります。ぱらぱらとページをめくっていて、気づいたことがひとつ。ラグジュアリー系のグッズに混ざって、THE 日本的なバイブの姿もあるではありませんか。それどころか、男性器をリアルに模した、あるいは誇張したバイブもちらほら見かけます。

 あれあれ、欧米の人=スタイリッシュなバイブを好むっていうのは、もしかして単なる思い込みでした? もしかして日本的なバイブって意外と海外でもウケてるの? そういえば、『セックス・アンド・ザ・シティ』でシャーロットがはまったバイブも、半透明なピンクのボディにぐるぐる回転するパールが入っていて、ウサギ型のクリバイブがあしらわれている……これぞ日本の伝統工芸品という感じのバイブでした。

 バイブを選ぶ際、快感追求を重んじる人、使い勝手(防水機能や静音性)を重んじる人、そして性的嗜好を重んじる人、みなさんそれぞれだと思います。快感追求と性的嗜好は似ているように見えますが、「グロいのが入っているのを見ると、興奮する」というのは後者に相当します。これって男性に多いと思うのですが、女性にだっていないとはいえないですよね。「こんなの挿れちゃってる私……」的な。

 欧米人がバイブに求めているものも、デザイン性にかぎらずもっと多様なのではないか? と思い至った私。各国のバイブ事情をウォッチすることにしました。どの国にもいろんなショップがあるでしょうが、全体像を見るにはAmazonです。日本でいちばんバイブを売っているショップは、何を隠そうAmazon。ヘルス&ビューティーのカテゴリーにあります。海外もそう違いはないだろうと考えたのです。

 では以下、欧米4カ国のベストセラー・バイブを見ての私の雑感、そしてそこで見つけた〈オモシログッズ〉を紹介します!

イギリス

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 さっそく生々しい系のバイブがふたつ。なかでも中央下の男性器型バイブ……というかディルドにローターをくっつけただけのシロモノは、かなり原始的な感じで、むしろ微笑ましい気持ちになります。英国には「ジェ・ジュー」「ジミー・ジェーン」など、いろんなバイブブランドがあります。写真右下の、二股に分かれたロータは「ジミー・ジェーン」のもの。ほかの人気アイテムを見るかぎり、自国のブランドよりもスウェーデン勢に席巻されているといった印象です。

オモシログッズ!

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 これ、何でしょーね? バイブやローター、電マにアタッチメントを装着して、刺激に変化をつけようというアイテムは日本でも数多くありますが、これはバイブといいアタッチメントといい、レトロフューチャーっぽくもあり、古代文明のようなプリミティブな雰囲気もあり。こういうテイストは日本にないですね~。

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桃子

オトナのオモチャ約200種を所有し、それらを試しては、使用感をブログにつづるとともに、グッズを使ったラブコミュニケーションの楽しさを発信中。著書『今夜、コレを試します(OL桃子のオモチャ日記)』ブックマン社。

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