コーヒーオタクによる「本気コーヒー」の淹れ方
そんなコーヒーオタクまっしぐらの永作さんに、今回番組では「コーヒーの夜会」を堪能してもらおうと、スタジオにコーヒーセットをご用意。さらに、大手コーヒー店の元店長で芸能界一の“コーヒー通”だというお笑い芸人・コーヒールンバの平岡佐智男を送り込んだ。
準備が整ったところで、永作さんによる「美味しいコーヒーの淹れ方講座」が始まった。まずは、“コーヒー愛”の強い永作さんが自ら持参したお気に入りのコーヒー豆を紹介。前述の『さいはてにて』の撮影時にお世話になった「二三味珈琲(にざみコーヒー)」(200g 920円)さんのものだそうで、「豆からしてねぇ、人間味が感じられるような深い味わいがします♪」と嬉しそうに語っていた。早速慣れた手つきで「コーヒー淹れ」の実演へ。
①雑味のないスッキリした味にするため、豆を粗挽きにする。
永作さんの豆挽き作業を見ながらルンバ平岡さんが「挽くと鮮度が全然違います」と解説を入れると、永作さんは「ね~♪ ポイントは鮮度なんですよね~! 豆のねぇ」と激しく同意。さらには「わかってる方が一緒にいると本当にいいですね!」と満面の笑みを浮かべるのであった。心強いコーヒー仲間を得て一気にテンションが上がってきた永作さん。
初対面の二人が早くも楽しそうに意気投合しているのを目の当たりにした番組MCの有吉弘行は、「(永作さんが)あんな(若手の)やつと口をきくとは……」と後輩に対する嫉妬心をむき出しにしてチクリ。「俺も共通の趣味があればなぁ……」と、悔しそうに地団駄を踏むのであった。
②優しく「の」の字を書くように、少量ずつテンポ良くお湯を注ぐ
豆が挽けたらお次は永作さんの大好きな“躍動感”が味わえるドリップ工程へ。注がれたお湯に反応して粉が次第に膨らんでいく様子を見て、
「このホワホワホワホワして、泡がねぇ、気泡がねぇ、動いてるでしょ~? 生きてるでしょ~? これ生きてます~。見てこれ! 堪らないですねぇ、キュートですね~♪」
と、もう永作さんのテンションは最高潮! どんだけ全力で気泡を愛でるんだか……。いつもクールに見えていた永作さんをこんなにハイテンションに狂わせるなんて、“コーヒー気泡”恐るべし!
③ドリップ時は最後まで出し切らない
永作さんを魅了して止まない「気泡タイム」が終わると、まだドリップが完全に出し切れていない状態で、素早くそのドリッパーをサーバーから撤収。なんでも、最後まで出し切ることで、雑味が入ってしまうそうだ。もったいないからドリップしたものは全部回収したいところであるが、それでは美味しいコーヒーに辿り着けないのだなぁ。
そして、こだわりの工程で淹れたコーヒーを満足そうに見つめていた永作さんは、サーバーからコーヒーカップに注ぎながら、またもや「本当に可愛い。この匂いも堪らないな~。本当に素敵!」と、コーヒーに対する溺愛っぷりが止まらないのであった。
ルンバ平岡さんもその淹れたてコーヒーを見て堪らず「いい顔してますよね~!」(!?)と大絶賛。永作さんも「いい顔してます! 良かった~♪」と顔をほころばせながら喜びを噛みしめていた。「コーヒーの淹れ方」を突き詰めるとコーヒーの表情まで見えてくるものなのか。コーヒーって奥深いんですね……。