さてこの指輪目撃事件から数日後。妻夫木と妻夫木の両親が揃ってマイコの出演舞台を観劇し、なおかつ終演後には妻夫木なじみの和食屋で全員揃っての食事会が開催されたという。舞台を親子で仲良く感激した妻夫木は、終演後一足先に両親と和食屋へ。遅れること20分、楽屋口を出てタクシーに乗ったマイコがむかったのも、やはり同じ和食屋である。しかも入口で迎えたのは妻夫木の母で、マイコは妻夫木母にむかって「お義母さん、すみません、お待たせしました」と頭を下げたそうである。お義母さん……もう妻夫木一家の中では完全にマイコは<聡の彼女>ではなく<聡の嫁>扱いなのであろうと、容易に想像できるひとコマである。食事を終えた一行は全員で一台のタクシーに乗車し、都内の妻夫木のマンション前でまず妻夫木とマイコが降りた。2人は当然のように妻夫木の部屋へ入り、その晩、マイコが出てくることはなかったという。
すでに妻夫木の自宅マンションで半同棲状態にあるかのような2人だが、結婚に際してきちんと“新居”を構えたいと考えているようで、妻夫木は近頃ひとりでマンションの内覧に足を運んでいるという。しかも彼は不動産の担当者に「同居人がいるので」と明言。両親との食事会にマイコも出席していること、彼女の薬指を飾るシンプルな指輪。これらから推測すると、おそらく今後の2人が辿る道は結婚以外ありえないのではないだろうか。芸能関係者の間では年内ゴールインも囁かれているそうである。優香、柴咲コウとの交際を経て、深津絵里、比嘉愛未とも熱愛を囁かれてきたモテ男の妻夫木もついに結婚か。
デビュー当時こそ、ストリートスナップ出身でチャラ男(というかスーパー高校生、という呼び名があった)のイメージが強かった彼だが、役者業に専念した20代で大きくステップアップし、34歳にしてすっかり名優の風格を醸し出している。アイドル俳優ではなく演技派の役者、という確固たる地位を築き上げた今は、タイミング的にも結婚を決意するのにベストかもしれない。ちなみに元カノたちはいずれも現在未婚だ。つくづく、「結婚」とは縁なのだなあ……と思わされる。
(エリザベス松本)
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