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「自分がおかしいのかと思った時期もあった」育児休暇を取得した男性のリアル

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Photo by Sylvia Traustadottir from Flickr

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 女性のキャリアと妊娠・出産は密接な関係がありますよね。以前「妊娠したいけど怖い」という記事の中で、「仕事を休まなければならなくなることへ不安を感じている」ことに触れましたが、子育ては夫婦で行うことが大前提といえど、妊娠中や産後に仕事を休まざるを得ないのは圧倒的に女性が多いのが実情です。

 しかし、男性の中にも育児休暇を取得し、子育てに専念した期間があったという方がいます。今回、お話を聞いた中学校教諭のHさん(29)は、一昨年、奥様が出産された後に1年間育児休暇を取得したそうです。今年4月から職場復帰を果たした彼ですが、無事に育児休暇を取得するまで、そしてその間にもさまざまな出来事があったようで……。

――育児休暇を取ろうと思った理由は何だったのでしょうか?

H「妻はSEなんですが、元々産後は早めに仕事を再開したいと言っていたんです。それで、妻の産後の回復が思ったよりも順調だったので、出産して3カ月経った時に『そろそろ職場復帰をしたい』と相談されまして。妻がそういうタイプだということはわかっていたので、僕自身もその前から育児休暇について調べたりと、準備はしていたんです。実際、収入も妻のほうが上でしたから、僕が休んだほうが効率がいいとも思っていましたしね。また、僕たちはすでにどちらの両親とも他界していたので、身内に預けるということも考えられませんでしたが、せめて子供が1歳を過ぎるまでは保育園などではなく自分たちで子育てをしたかったので」

――スムーズに育児休暇の申請は通ったんでしょうか?

H「男性教諭が育児休暇を取ることはほとんどないので、すんなりいかないだろうなとは思っていたんですけど、想像以上に風当たりがきつかったです。校長に育児休暇を取りたいと申し出た時にも第一声が『はっ?』でしたし、同僚の男性教諭には『まさか本気じゃないよな?』と言われました。ただ、男性教諭にも当然育児休暇を取る権利があるので、最終的には年度末から新年度末までの育児休暇を受け入れてもらえましたが、その後もまたいろいろありまして……」

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