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婚約者の兄が…自分のきょうだいが…他人事でない『引きこもり』問題トピ

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Photo by Napoleon Dąbrowski from Flickr

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 内閣府の「 平成25年版 子ども・若者白書」によれば、若年無業者(15~34歳の非労働力人口のうち家事も通学もしていない者)の数は63万人だという。35歳以上を含めればさらに数は増えるだろう。引きこもりは長年、日本における社会問題のひとつなっているが、それは小町でも例外ではない。眺めると、引きこもりを抱える家族が持つ苦悩が見えてくる。

婚約者の兄が30代前半、引きこもり無職だと打ち明けられました

 27歳女性トピ主には2年前から付き合っている彼氏がおり結婚を考えている。しかし最近になって「お兄さんが鬱で引きこもり」であることを知らされた。これを聞いたトピ主は目の前が真っ暗になり、結婚を一旦保留にした。目下の心配事は「彼の両親は64歳、65歳とまだ元気ですが…亡くなった場合は弟である彼が面倒をみないといけない羽目になる」こと。また「これまで打ち明けてくれなかった彼にも不信感が」生まれたそうだ。「彼の事は好きなので困っています。こんなことで迷うようなら本当に好きじゃないのか?私は薄情なのか?ぐるぐるとしていて考えがまとまりません」と、同じような体験をされた方からのアドバイスを求めている。

 コメント欄ではほぼ“結婚はやめとけ”の大合唱。「自分だったら薄情と言われようと考え直します」「もう答えは出ていて、背中を押してもらいたいだけでしょう」「彼に他に兄弟がいなければ、彼の両親も面倒見なくてはいけませんよね? そこにお兄さんも加わるんですよね?」と、やがて来るであろう義両親の介護に加えて引きこもりの兄の面倒も見なければならないことを心配する声がほとんどだ。また今までこのことを話していなかった彼氏への批判も多い。同居嫁の立場のコメントでは「彼のことが好きなら、別居することを条件に結婚を申し出てみましょう。それで嫌な顔をされたら考え直せばいいことです」という現実的な声もあった。

 トピ主レスで分かった追加情報は、彼の家族は兄に対して「就業支援や通院をさせているわけでもなさそう」なこと、「身の回りの世話はお母さんがしている」らしいこと、「彼が家に仕送りをしているのはお兄さんの生活費もある」こと。トピ主はこのレスを投稿する時点で相当参っている様子で、“この週末に話し合いをする”とも書かれていたが、その後の報告はない。

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ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

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