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前世はピータン? 妄想物語とともに「ピータン入り冷やし中華」

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こんにちは。自意識和代でございます。
紫陽花が咲いているのに暑さで乾きかけている日もありまして。
紫陽花も私も大丈夫かしら? 梅雨らしくもうちょっと雨が降って欲しいわと思う今日この頃です。
潤いたい……。

さて、今回のお喋りは前世作り話です。
みなさんは自分の前世を占ってもらったり「あれ、前世は〇〇だったのでは?」などと何となく自分で感じたことはありますか? 残念ながら私はありません。

一度眠りにつくとスコン! と意識が落ちてほとんど夢を見ない……ことが関係あるのかどうかわかりませんが、ふとした瞬間に(手の動きを止めてシリアスな表情で)「私は前世〇〇だったのではないだろうか?」と思ったことは皆無です。
冗談でもいいから私も何か前世のイメージ欲しいな!

すると、友人が「前世、ちょんまげだったんじゃない?」とな。
ちょんまげ……。
相撲の真っ最中に激しく揺さぶられる大銀杏を思い出しました。
力士の誕生とともに生まれ、時に頭上から力士を励まし、優勝パレードでは誇らしげに鎮座し、引退とともに力士から去る。
さらば、相撲生活。
さらば、大銀杏としての私。
(喝采)

ちょんまげとしての自分を想像してみましたが、苦笑いで友人を見てしまいました。
ちなみに友人の前世は花魁だそうな。
「う~んとね。じゃ、ピータン。間抜けな感じがアンタっぽいよ!」
ピータンねえ……

 

〜雲〜 〜雲〜 〜雲〜 〜雲〜 〜雲〜 〜雲〜 〜雲〜 〜雲〜 〜雲〜 〜雲〜 〜雲〜

 

昔むかし、とある民家の近くにひとつの卵が埋まっていました。
卵はずっと自分がどこから来たのか知りたいと思っていました。
兄弟姉妹の卵たちが入っていたカゴから自分だけが転げ落ちてしまったところまでは覚えていたのですが、その後の記憶はありません。
ずっとひとりで灰の中。
寂しさと悲しみのあまり、透明だった体はすっかり茶色になっていました。

そんな日々を過ごしていたある日、卵は珍しく夢を見ました。

のどかな道をひとりの爺さんが歩いています。
名前はぴいたん(肥譚)。
気はいいのですが、少々ズボラと言いましょうか、大雑把なところがありまして。
たとえば、買い物の帰りに果物をポテン! と落としても「まあいいか」と拾わずにヨタヨタ帰ってしまうのです。
「ほーらまたぴいたん、置き土産~!」
なんて村の子供たちの声が聞こえてきてもお構いなし。
まあ、必要なら誰か拾って食べるだろう。
誰も拾わなければ動物が来て食べるだろう。
動物も来ないなら土に還るだろう。
……それ無駄だろう!
呑気なものです。

このあたりの動物たちは、ぴいたん爺さんが時々お裾分けをくれる(?)ことを知っています。
しかしぴいたん爺さんは、落とした果物を珍しく拾って帰ることもあります。はっきり言って気まぐれです。
そんな日は動物たちもガッカリです。
「あの爺さん……優しいんだか意地悪いんだかわかんねえな」
「まったくだ」
などの会話が動物たちの間で交わされているなんてつゆ知らず、
「今日は面倒くさがらずに果物を拾ったぞ! ホッホッホ!」と機嫌良く帰っていくのでした。

帰り道の途中には桃の木がありました。
この木は、ぴいたん爺さんが若い頃に落とした桃の実から芽が出て大きくなったのです。
もののついでのように生えてきた木の周りには、ちらほらと寛ぐ村人もいました。
まあ、そんなわけでぴいたん爺さんは、若干みんなに小馬鹿にされつつも穏やかに暮らしておりました。

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自意識和代

人の好意をなかなか信じられず、褒め言葉はとりあえず疑ってかかる。逆にけなし言葉をかけられて「なんて率直なんだ!」と心を開くことがある。社交辞令より愛あるdis。愛がなければただのdis。凹んじゃうよ! ラブリーかつ面倒なアラフォーかまってちゃんである。

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