一方、米倉の夫は関西を拠点に仕事を拡大しており、別居状態は事実と認めているものの、「絶対別れない」と話しているという。しかし現在、米倉との連絡は弁護士を通したものしか許されていないとのことで、どんなに「別れたくない」と息巻いても、夫婦関係の再構築は難しいのではなかろうか。
これまでの報道を総合すると、米倉は離婚したくてもできない苦しい状況にある。基本的に離婚は双方の合意がないと成立しないため、一方が離婚に同意しない場合は裁判離婚となるケースも。もっとも、夫婦が合意の元で別居した期間が6~8年ほどになれば、離婚裁判時に離婚が認められる要素になることもある。ただ、「○年別居すれば確実に離婚が認められる」といった明確な基準はなく、各々の夫婦の事情によってより短い別居期間でも離婚が認められる場合もあるし、逆にもっと長く別居していても認められないこともある。
米倉は結婚当初、子供を望んでいたようだが、離婚問題が浮上した今となってはそれも白紙であろう。39歳という彼女の年齢を考えると、妊娠のタイミングが読めなくなってしまったこともかなりのストレスになりそうだ。この先も夫が離婚に応じなければ、仮に米倉が新たなパートナーと出会い妊娠に至ったとしても“再婚”が出来ず、未婚でもシングルでもないのに未婚の母状態となってしまうという、実にややこしい状況が続く。一刻も早く、彼女が新しい人生のスタートを切ることができればいいのだが……。
(ルイコスタ松岡)
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