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婚約者略奪女がデスクに隠し持っていた「赤い念仏メモ」…暑気払いのホラートピ

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Photo by Patrik Theander from Flickr

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 梅雨明け以降、連日猛暑の毎日であるが、夏といえば怪談。今回はそんな暑い夏にヒンヤリするホラーなトピをご紹介したい。

『女ってどうあるのが正解なの?』

 当初トピ文を読んだときは、タイトル通り、女性のあり方みたいなものを問うトピだと思っていた。これはmessyにぴったり……と読み進めていたのだが予想もつかない方向に話が展開していった。トピ立て時と全く違う問題に展開するというのは小町では珍しくないが、これはレベルが違う。

 トピ主(女性・32歳・管理職)は、同じ会社の男性(同じく管理職)と婚約し、周囲にもそのことを知らせていた。そんなタイミングで、同じ会社の同い年の派遣社員A(女性)に婚約者を略奪されてしまった。そのやり方はあからさまで、周囲も引いていたという。

「具体的には、ブラウスのボタンを3、4つめまで開けて胸を彼の腕に押しつけて質問する。びっくりするくらいの猫なで声、挙げ句にゃんにゃん言い出す。びっくりするくらいの上目遣い、びっくりするくらい作り天然なドジっ子作戦。わざと失敗。そして泣く」

「決定打になったのが、私を持ち上げるフリして弱々しい自分をアピール。『さかなさんは強いし頭もいいし何でも持ってる! でもドジな私には貴方しかいないの!』と泣き落としたそうで」

 こんな手にまさか婚約者が引っかかるわけはないと思っていたのだが、まさかの展開になってしまったのだ。「あの媚び方は男性にとっては正解だったのでしょうか」という相談だ。

 あからさますぎて怖いわ! と思うが、トピ主の元婚約者にとってはその媚び方は正解だったのだろう。全男性にとって正解かどうかと言えばまた違うが。

 コメント欄には「(結婚したとしても)どうせどっかで浮気されてましたよ。子供いたらそれこそ大変だったと思います」と、むしろ結婚前のタイミングでヤバイ男とわかって良かった、とトピ主を応援するものが多く寄せられた。普通ならここからトピ主が感謝を述べて一件落着である。実際にトピ主レスで数回「噂では、これまでも派遣先で同様のことを繰り返し、好条件の結婚相手を捕まえるのに必死だったそうです。そんな相手に堕とされた彼、奪われた私、似た者同士だったのかもしれません(笑)」など落ち着いた様子でレスしており、収束するかのように見えた。ところがこれは地獄の始まりだったのだ。

「そういえば今日、奇妙な事がありました。たまたま居合わせたマンションの管理人さんが教えてくれたのですが、私の部屋に妹が訪ねてきたそうです。ですが、私には弟はいても妹はいません」

 婚約者と別れた段階で、トピ主は部屋の鍵と携帯電話を変えていたため、侵入されることはなかったようだが、管理人さんが女性に声をかけると「妹だ」と応えたのだという。弟の彼女かもしれない、と弟に連絡をとると「そういえばオレんとこにも2、2日前にねーちゃんの友達だって人から電話かかってきた」とこれまた不気味な情報。その“友達”はトピ主の連絡先を教えて欲しい、と言って来たそうなのだが、弟は断った。

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ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

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