カルチャー

何が問題かわかっていない、いじめと女性蔑視を誇らしげに語った議員たちの対応

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中川まさはる参院議員公式サイトより

中川まさはる参院議員公式サイトより

 議員の失言が相次いでいます。

 自民党の中川雅治参院議員が、自身のオフィシャルウェブサイトにおいて公開していた、義家弘介衆院議員、橋本聖子衆院議員(ともに自民党)との「教育鼎談」で、

 「私の中学時代は男子校でしたが、クラスの悪ガキを中心に皆いつもふざけていて、ちょっと小さくて可愛い同級生を全部脱がして、着ていた服を教室の窓から投げるようなことをよくやっていました。脱がされた子は素っ裸で走って服を取りに行くんです。

 当時、テレビでベンケーシーという外科医のドラマがはやっていました。ベンケーシーごっこと称して、同級生を脱がして、皆でお腹やおちんちんに赤いマジックで落書きしたりしました。やられた方は怒っていましたが、回りはこれをいじめだと思っていませんでしたね。今なら完全ないじめになり、ノイローゼになったりするケースもあるのかなあと思います。いじめられている方も弱くなっているという側面はありませんか」

 と発言していたことが発覚。当然ながら炎上し、該当ページが削除されました(ウェブ魚拓で確認することができます)。中川議員は取材に対し「自分はやっていない。そういうことがあったのを見たということ。あっけらかんとしたもので、いじめとは思っていなかった」と説明し、「誤解が広がったため」削除した、と答えています(毎日新聞「自民:ネット炎上、国会議員2人が記事を削除」)。ちなみに中川議員の出身中学校は、麻布中学校。

 また、同じく自民党の熊田裕通衆院議員もオフィシャルウェブサイトの「議員への道」というページで、中高時代を振り返り、

 「中学・高校の時は…(略)…やんちゃな悪ガキでした。(略)ある時、産休補助でみえた若い女性教師が生意気だということになって、いつかギャフンと言わせようと仲間とチャンスをうかがっていたんです。

 放課後、先生がトイレ掃除の点検にやってきました。好機到来です。中に入ったところで外からドアを押さえて閉じ込めたんです。そして、天窓を開け、用意していた爆竹を次々に投げ込んだんですよ。はじめは『開けなさい』と命令していた先生も、そのうち『開けてください』とお願い調になり、最後は涙声で『開けて~』と絶叫調に変わってきた。『やった~』と快感でしたね。

 『もういいか』とドアを開けると、廊下にモワァーっとたちこめる煙。その中を先生が一目散に職員室に逃げ込む。すると反対に、担任がぼくらの教室に駆け込んで来て…。後はご想像に任せます」

 と書いていることがわかり、やはり炎上(こちらもウェブ魚拓で確認可能)。該当ページを削除の上で、「このたび私のHP上に記載した、若い頃にやってしまった度を過ぎた悪戯について、各方面より多くのご批判を頂きました。ご不快な思いをされたすべての皆様と、関係各位に心よりお詫び申しあげます。なお当該記事は削除させて頂きました。ご理解頂きますようお願い申しあげます」という謝罪文を掲載しています。

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