痴漢は犯罪です
「渋谷のCDショップでスカートの中を盗撮されており、その姿をたまたま居合わせたファンが発見。街の人と一緒に追いかけて、無事に犯人を捕まえた」というグラドルの友人がいます。
この話を聞いて、盗撮された時点で本人の気分は決して良くないですが、彼女のように犯人を捕まえられるのは、まだラッキーなケースだなぁと思いました。
痴漢被害に関しては、messyでも何度も取り上げられています。
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直接触ってくる痴漢に比べれば、盗撮してくるタイプの痴漢はその場で捕まえることができれば加害者のスマホなどに「証拠写真」が残っているので立件しやすいかもしれません。
しかし、盗撮犯もあの手この手で女を撮ろうと考えているようで、スマホカメラのシャッター音が鳴らないようにして忍び寄ってくるケースや、超小型カメラを靴のつま先やバックの底に仕掛け、小指の先よりも小さな穴を開けて狙ってくるというパターンなどが『警察24時』などの番組で明かされています。
こうした手口だと、被害者もその場で気付きづらいと思います。
私は何度か、声かけタイプの盗撮被害に遭ったことがあります。
「スカートの裾になんかついてますよ!?」と路上で声をかけられ、軽くスカートをめくられたり、立ち止まったところを携帯などで撮られました。
一瞬すぎて何が起きたかわからなかったし、気付いた時には逃げられていて、残念ながらその痴漢を捕まえることができませんでした。
さらに最近では、「匂いを嗅ぐだけ」や「密着するだけ」という新型痴漢が増殖傾向にあるそうです。