またまた多くの女性の悲鳴が聞こえてきそうな熱愛情報が8月25日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)にスクープされた。撮られたのは、ジャニーズアイドルの枠を飛び越え、若手実力派俳優としての評価も高い生田斗真(30)と、10歳も年下の売出し中の新人女優・清野菜名(20)のカップルだ。
生田はこれまでに二度ほど写真誌に手繋ぎシーンを撮影されたことがある。ひとりは女優の吉高由里子(27)で、もうひとりは生田が大ファンだと公言しているバンドであるザ マキシマム ザ ホルモンのドラマー・ナヲ(39)である。しかし吉高の場合は写真で見る限りは周囲にスタッフらしき人間の姿が見えることから「これは恋人同士のデートではなく大勢の飲み会で、酒癖の悪い吉高を押さえているのだろう」ということで落着した。ナヲの場合は彼女が人妻であること、またナヲ自身がすぐに公式ブログで「お騒がせしたこと」について謝罪を表明、記事掲載の写真誌が発売される前日はナヲの夫とナヲ、そして生田で飲みに行ったことなどを伝えているため、「酔っぱらっていて、ついノリで手繋いじゃったんだろうなぁ」ということで、ファンも一安心したようだ。
しかし10代からジャニーズで活動してきて今年31歳になる生田に、女性経験が皆無なはずもない。2010年に、女優の市川由衣(29)との真剣交際がスポーツ紙で報じられている。生田と市川は05年から交際しており、報道の時点では結婚間近かと囁かれていた。ほかに石原さとみや新垣結衣などとの噂もあったが、いずれも確証はないようで噂レベルを超えるものではなかった。
だが今回はツーショットこそないものの、生田の自宅マンションを清野が訪れ、一晩を過ごしている様子を記者がマークしている。噂レベルではなく、何らかのお付き合いがあることは間違いないだろう。別々に撮られてはいるが、一夜を明かした翌日、時間差でマンションを出てきた彼らの洋服は、どちらも白Tシャツにキャップを被り黒のサングラス姿、まるでペアルックのようだったという。
清野は、今年の1月クールに放送された生田と小栗旬のW主演・連続ドラマ『ウロボロス ~この愛こそ正義』(TBS系)にレギュラー出演していた。清野は弱冠20歳ながら劇中では生田の先輩役を演じ、ドラマ内では「小夏先輩」と呼ばれていた。『ウロボロス』放送時のインタビューで、清野は生田との共演シーンが一番多いこと、人見知りな性格を自認しているが現場では積極的にスキンシップをとろうとしていること、生田のことを普段から役名をもじったあだ名である“イクオッチ”(生田の役柄はイクオであった)と呼んでいること、などを語っていた。ネット上では生田ファンを含む同ドラマのファンたちが「イクオと小夏先輩なら、もう仕方ない」と、落胆しながらも交際を認める声が多いようだ。
清野は07年に『ピチレモン』(学習研究社)の第15回ピチレモンオーディションでグランプリを受賞しており、実は芸能界歴ももう8年。愛知県出身であるが高校入学とともに上京、高校では3年間アクション部に所属してみっちりアクションを学んでいたそうで、女優に転身した今、将来の夢は「ミラ・ジョヴォヴィッチのような女優になること」だそうだ。昨年公開された園子温監督作品『TOKYO TRIBE』でヒロイン役に抜擢されており、果敢なアクションのみならずヌードも披露している。役者として生きていく覚悟を決めているようだ。
熱愛を報じた「週刊女性」では、親友である小栗旬と家族ぐるみのつきあいのある生田が、目の前で幸せな家庭を見て結婚願望を募らせているように結んでいるが、しかしお相手の清野はまだ20歳。モデルから女優へと転身し、チャンスを掴み始めたばかりである。結婚へ急ぐ時期でもなさそうに思えるが……。いずれにしろ、少しダサくも見えるペアルックといい、共通の趣味がアクションであることといい、微笑ましく見守りたくなるようなカップルの誕生である。今後、生田の事務所の圧力が気になるところではあるが、できればこの二人でキレキレのアクションが散りばめられたカッコいいアクション映画などを観てみたいものである。
(エリザベス松本)