連載

「まんこばなし」マスターのため落語教室へ通うも、壮絶なダメ出し!!

【この記事のキーワード】

わたしのまんこ迷走期1~そうだ、まん小噺家になろう!~

 CAMPFIREで始まったわたしの3Dまんこボートプロジェクトの件の前に、わたしがまんこのまん権を世に広めようと迷走してきたお話をしたいと思います。

 何度も申してきましたが、「まんこ」は「まんこ」というだけで世間からダメ出しされます。TVはもちろん、雑誌やWEBニュースでも伏せ字にされます。(ここmessyでは伏せ字なしの掲載で毎回感謝しております!)

 女性であるわたしは、自分の体の一部を絶対に口にしてはいけないなんておかしなことだと思いますが、それを真正面から言ってもバカにされるだけ。誰も相手にしてくれません。

 このままでは、仕事がどんどんなくなる一方です。

 わたしは考えました。

 人はお笑いが大好きです。そういえば、過去唯一「まんこ」とテレビで言い放っても許された人は、故・立川談志師匠でした……。落語といえば、単なる「お笑い」に加え、伝統芸能という古典の深みが増します。落語に絡めれば、まんこを世間に受け入れてもらえる上に、箔がつくのでは? また、落語というと江戸時代のイメージだけど、リアルタイムの話を創作した現代落語もあります。

 よーし、まんこのまん小噺(こばなし)を創作して落語ファンを巻き込もう!

まんコラム05談志

落語教室にイクしかナイト!

 その頃、イベントに呼ばれる様になってきたわたしは人前での話し方の勉強にもなると思い、ヤル気マンマン! 早速、都内の落語教室をネットで調べました。

 「プロである落語家が一般の方に落語の話し方を手ほどきする授業」ということで、高いところでは1レッスン3マン円もする教室もありました。貧乏なわたしはそんな贅沢できません。

 一番リーズナブルな教室に電話してみたところ、とても良心的な対応だったので、そこに決めました。

 受付の上品な女性の話によると、生徒さんは真剣に落語家になりたい! という人より、会社の会合や式場などでスピーチするときの訓練がてらに通っている落語好きのサラリーマンが多く、女性の参加は珍しいそうで、わたしの参加をよろこんで下さいました。

 わたしの目的は「まん小噺創作」でしたがそれを言ったらドン引きされるので、やはり人前で話すときの度胸をつけたい、という体で申し込みました。

まんコラム05まんこう亭

はじめての落語教室入学、しかし…

 レッスンは毎週木曜の夜19時~21時、約1カ月半の間の計6回。

 古典落語のいろはや話し方をマスターしながら最終的には1本の落語を話せるようになることを目標に学びます。話す落語は創作も可能とあり、もってこいです。

 講師は落語家の師匠・K先生。……当然ながら、本物の落語家! すごい、生で落語家の師匠さんと話すのは初めて! と、まんちょう(緊張)しながら初めてのレッスン日を迎えたわたし。

 教室というには狭い某音楽スタジオの一室でしたが、アットホームな雰囲気。お師匠さんのK氏もパリッとしたお着物姿がいかにも落語家風情でかっこいい。生徒さんはサラリーマン風のおじさん2人と30代くらいの落語オタク風の男性、わたしの計4名。すくなっ!……いえ、真剣に落語を習うなら、生徒数が少ない方が質問もしやすく有利です!

 まずはK師匠の自己紹介がてらの落語がはじまり、ちょっとまんちょうしていた場の空気がほぐれました。流石、噺家。息を吐くようにダジャレという名の言葉遊びが流れ出ます。この人に習えばきっとすビラしいまん小噺が生まれるはず!

 やがて生徒のみなさんの自己紹介タイムに変わり、みなさんの人となりや何故落語教室に入会したか語られてゆきました。

 やはりみなさん熱心な落語ファン、聞き慣れない落語家の名前や落語タイトルが飛びかいます。その時、わたしはとにかくまんこでダジャレを利かせた小噺を作りたい一心で、落語そのものにはそんなに興味がなかったことに気づきました。(ごめんなさい)

 なので自分の番に回ってきたとき、「好きな落語家」や「マイベスト小噺」を述べることができません……。当然、そんな女がなぜ落語を習いに来たのか師匠も怪訝に感じたのでしょう。

「人前で話せる度胸をつけたいなら、落語じゃなくてもいいんじゃない?」

 ウソがつけないわたしは困ってしまいました。

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ろくでなし子

漫画家。日本性器のアート協会会員。自らの女性器を型どりデコレーションした立体作品「デコまん」造形作家。著書に『デコまん』(ぶんか社刊)。『女子校あるある』(彩図社刊)

ろくでなし子ホームページ

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