20代半ばにさしかかると、女性たちの間では“結婚”に関する話題の出る頻度が一気に上がります。仲間内でも既婚者や、婚活に励む人なども出てきて、結婚がより身近になる年齢なのではないでしょうか。
今年で28歳になる看護師・Mさんもその1人。この1年は友人たちの結婚ラッシュで結婚式に出席する機会も多くなったといいます。そんな彼女は、「この先結婚するかしないか、一刻も早く決めたい」と悩んでいるそうです。現在、恋人はいないという彼女ですが、決断を焦る理由は何なのでしょう?
――「結婚するかしないか決めたい」というのはどういう状況なんですか?
M「いま彼氏はいないんですけど、もし子供を作るなら30歳までには結婚したいし、だったら早急に相手を見つけておきたいんです。ただ、結婚を前提に付き合うとなると、その分相手を見極めなきゃいけないというか……単純に相手を好きなだけなら付き合わないほうがいいじゃないですか。もし結婚すると決めた場合、いまからダラダラ何年も付き合って結局結婚できなかったら嫌だし、とか考えてしまうんです。だったら、もう一生独身を決意して、結婚を意識せずに誰かと付き合ったり、それ以外の楽しみを見つけるのもアリかなと。でもどちらにも決断できなくて」
――とりあえず、少しでも結婚したい、子供が欲しいという気持ちがあるのなら、相手探しはしておいたほうがいいんじゃないですかね。
M「3年前から相手は探してるんですよ。でもなかなかしっくりくる人がいないんです。それまで付き合ってた元彼は大学生で留年を繰り返している人だったので、彼が結婚できる環境になるのを待ってたら私は30歳超えちゃうなと思って別れたんですけど。最近は月に2回くらい合コン行ったり、友達に男の人を紹介してもらってるんですけどね」
――先程、「相手を見極めなきゃ」とおっしゃってましたよね。それはもちろん必要だと思うんですが、理想が高くなりすぎてるという可能性は?
M「あるかもしれないです。実は私の母も伯母も祖母もみんな離婚していて、そのせいか私には絶対離婚してほしくない、みたいな感じで。『もし結婚したい人がいたら必ず名前とか勤務先とか教えてね。興信所に頼んで調べてもらうから』とか本気で言ってるんですよ。だから、そうなっても問題なさそうな人で、母たちからの攻撃も気にしないような人がいいなと思うんです。結婚となるとあれこれ口出ししてくるのは目に見えてるので」
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