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具志堅じいじの溺愛VS蛭子じいじの冷徹! 芸能界じいじ対決

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蛭子能収

蛭子さんはマジで怖い人(『正直エビス』新宿書房)

 少子化問題が騒がれる昨今ではあるが、芸能ニュースを見ていると毎月のようにどんどん赤ちゃんが誕生している気がする。独身女性タレントが結婚すれば“嫁タレント”“主婦タレント”“人妻タレント”カテゴリーへの進出となり、出産すれば“ママタレント”としてまた新たなステージが用意される。「最近見ないな~」と思っていた「消えた」女性芸能人に、結婚や出産によって、久々にテレビで再会できることも多々あるのだ。

 トークバラエティ番組では“嫁しばり”や“ママしばり”の企画が人気真っ盛り。結婚したばかりの旬な女性タレントが呼ばれてはさんざん“のろけ”を披露し、それをひがむ独身女性タレントとのトークバトルなどは、どっちの心境も垣間見ることが出来て面白いものである。

 女性タレントは結婚・出産を機に新たな活躍の場を広げるのに対し、男性タレントについてはパパになって“イクメン”が取り沙汰されるくらいで、番組でクローズアップされる機会が少ない気がする。女性の方が肝が据わっているのか、ぶっちゃけスキルが高いからだろうか?

 しかしそこらの若手ママタレよりよっぽど肝の据わった「ぶっちゃけ」ができるタレントカテゴリがある。「変なオジサン」だ

溺愛しすぎて「迷惑じじい」呼ばわりされる具志堅

 7月29日放送の『私の何がイケないの?』(TBS系)では、イクメンを通り越し“イクジイ”対決を見ることができた。対決と言っても孫に対しての態度がまるで正反対の二人のおじいちゃんが登場するというもので、【今ウワサの芸能人ワケあり親子 父と娘の確執SP】と題した、複数のワケあり親子がスタジオにやってきてそれぞれの悩みを相談する回だった。

 元ボクシング世界チャンピオンの具志堅用高は長男と長女にそれぞれ子供が生まれ、合わせて四人の孫たちをとにかく猫かわいがりしているそうだ。タレント活動で人並み以上に稼ぐようになった具志堅は金銭感覚がマヒしているのか、孫が欲しいものなら金に糸目を付けずになんでも買いまくってしまうという、いかにもな“じじバカ”になっているらしい。おかげで、自宅の具志堅部屋は孫たちに買い与えたおもちゃで埋め尽くされ、「孫に過剰に物を与える迷惑おじいちゃん」とナレーションされる始末。

 事前に収録した具志堅親子の買い物ロケVTRでは、「私のカワイイ娘です!」と長女の麻衣さんを紹介した後に目じりを下げながら「そして、もっとカワイイ孫、カンナちゃ~ん♪」「耳に入れても痛くないよ~だっ!」と甘えた声で、目と耳を完全に間違えながら、孫のカンナちゃんの顔に自分の耳を執拗に押し付けていた。おもちゃ屋さんでは値段も見ずにカンナちゃんが興味を示して「気に入ったっぽい」おもちゃを即購入。孫のためなら湯水のごとくお金を使うのだ。

 現在、子供たちとは同居はしていないものの、孫に会いたいがために具志堅は毎日長女を自宅に呼ぶそうだ。おまけに長男のお嫁さんも呼び出して孫たちに囲まれながらの大食事会を楽しんでいるらしい。具志堅はその状況が嬉しくって「たまらんな~、たまらんな~♪」(すべらない話ばりに、たまらない話かよ!)と孫たちに語りかけるが、孫は揃ってみんなでノーリアクション。さすがにちょっといじけるじいじ、ちょっとかわいそうだったかも~。

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テレ川ビノ子

テレビが大好き過ぎて、頼まれてもいないのに勝手にテレビを全般的に応援しています。おもしろテレビ万歳!

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