おもちゃ購入という目的を果たした帰り際に、通りがかったランドセル売り場で「パパ見て、ランドセル」と長女がランドセルを買って貰おうとして指差したのだが、「それがどうしたの?」と不思議そうに質問する蛭子じいじ。「(息子が)来年小学校だからさ~」と促しても「でもまだだいぶ早いでしょ?」と逃走モードで、その場からそそくさと離れて退散。以前、長女がランドセルは祖父母が買うことが多いらしいという話をしてみたところ蛭子じいじは「どうして俺が買わなきゃいけないんだ!」と逆に怒っていたそうだ。ひ~! まさかの逆ギレ~!
さらに、デパート帰りに寄った蛭子さんの行きつけだという焼肉屋さんでも、少ない品数しか注文しないように促し、必死に安いメニューを勧めていた。どこまでもケチだよ! 徹底してる~! 食事代金の支払いを終えた蛭子じいじはここでもまたもや「大ご馳走ランチだった!」「美味しかったね~、良かったね~、憶えとけよずっと!」と孫たちに恩売りパレード~♪ 蛭子じいじの恩売りはどこまでも続くのね~!
VTRからスタジオに戻るとMCのくりぃむしちゅー有田は「ストレートにケチですね! ぼやかすわけでもなく!」と、呆れモード。ごもっとも! スタジオに現れた蛭子じいじは、VTRについて「すごく恥ずかしいように作られてますけど」と不満げだったが、「憶えとけよ!」の恩売りのくだりは自分がみっともなかったと反省していた。
江角さんに「お孫さんの名前を憶えてないとか? それはちょっとどうなのかと?」と言われると「結構言えますよ!」と元気に発言。“結構言える?”10人とか孫がいるならまだしも、4人の孫の名前くらいは覚えて欲しいものである。「ここ最近ですか? 4人とも(記憶に)入ったのは?」と再度質問され、「そうですね! 今は大体……」とあやふやっぽさを醸し出す蛭子じいじ。孫に愛情が無いのではないか? 可愛いのかどうか? をMCたちに聞かれ「可愛いっちゃ、可愛いっすけどね~」と、かる~い愛情表現の言葉を発していた。
スタジオのゲストの森三中たちに「ランドセルは買ってあげますよね?」と聞かれると「理不尽なお金の使い方が……、(納得いかない)」と孫へのランドセル購入が理不尽だと言い放ってしまった。あ~! やってもうた~! 案の定、スタジオから非難轟々~! その後、スタジオゲストとMCたちに説得され、有田が「ランドセル買ってくれますか?」と最後の質問をすると、ついに観念し「わかりました! じゃあ(買います)」と折れた。それでもやっぱり納得がいかないのか、「でも一人の子に買うと、全部だと四人も(ランドセルを)買うことに……」と最後の最後までぶつくさ。ここまで徹底して孫を甘やかさないというのはある意味新鮮でもある。
実は蛭子さんが「孫への関心のなさ」を披露したのは今回が初めてではなく、2011年に出演した『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)でも、実の息子から「何回言っても、孫の名前を覚えてくれない」と直訴されて久本雅美に怒られていた。「でも、ふつう孫って可愛いものですよね?」と率直な疑問をぶつける松浦亜弥だったが、蛭子さんは「昔から、あんまり子供は好きじゃなかった」「授業参観も行ったことないし、子供の成長も、全然見たくない」と、肉親であっても幼い子には一切の興味を示さないことをカミングアウト。そっかあ、そんなに興味ないんなら、お金使いたくないよね~。
でも、番組で約束しちゃったからには、ランドセルは全員分を買ってあげますように~!
(じいじ視聴・文=テレ川ビノ子)