そうして、ラブラブセックス願望をセフレにぶつけているワケですけれども、実際に恋愛感情があるワケではないので、どうしてもラブな雰囲気が足りない時もあります。「だったらちゃんと付き合ってラブラブセックスすればいいのでは」とも思うのですが、付き合った上でのラブラブセックスに付随してくる諸々の面倒なこと(嫉妬や束縛や将来)が嫌なので、まがい物であっても自分が浸れる即興ラブを求めてしまいます。面倒なことが嫌なくせに結局まがい物のラブを探すという、また違った面倒を自ら作る。結局、何かを求めている限りは面倒なことがあるんでしょうね。
で、そのまがい物のラブ感を演出するのにものすごく手っ取り早いのは、「挿入中に手をつなぐこと」という着地点を見い出しました。正常位の時に、女性が手を顔の横に持ってきて手のひらを上にし、それを男性に恋人つなぎしてもらう。そのままピストン運動をしてもらうと、「ああ~なんかすごい愛し合いながらセックスしてる(っぽい)~~」と浸れるんです。
この手つなぎセックス、男性側としては、自分の体重を支えにくくなるので長時間は避けたいらしいのですが、そのままフィニッシュまでいってもらうとなんだかすごく充実感があります。多分、本当に愛し合ってる恋人同士ならもっと愛を感じられるのかもしれませんね。それがどんなものなのか気にならないワケではありませんが、当面はまがい物のラブだけで十分満たされそうなので、次があるかわからないセフレとの時間を大切にしていきたいと思います。
(Lollipop-Rumiko)
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