料理本リリースはしていないが、山田優(31)もSNSで公開する手料理に「おいしくなさそう」「色彩感覚ないの?」と厳しい声があったが、最近では彩りを考えた見た目もおいしそうな料理を公開するようになり、明らかなレベルアップを感じる。それでも、パスタと味噌汁という献立を公開した際には、「パスタに味噌汁って……」と引く意見があったが、いいじゃないか、パスタに味噌汁。
SNSの発達で、ほとんどのタレントがブログやインスタに食卓風景を公開するようになった現代。すると注目度の高いタレントほど、どこからともなくイヤミや非難が飛んでくる。いわば、一億総小姑社会だ。まったく面倒なことだが、それすら商売の一環なのだから、彼女たちにとっては仕方ないことなのだろう。
ママタレではないが(というかタレントでもないはず)、最後に、カロリーオーバーかつボリューミーな手料理で「夫を殺す気か!?」と物議を醸していた加藤茶の妻・綾菜についても変化があったので紹介しておきたい。夫婦の食卓には毎日品数豊富な手料理が並ぶのだが、一度にチキン南蛮とプルコギ、白飯、ポテトサラダが出るようなハイカロリーぶりや、何にでもコーヒーフレッシュをかけてしまうこと、体調不良を訴える加藤茶に「唐辛子たっぷりのあったかいモツ鍋」や「鶏のから揚げ」を作るなどなど、“疑惑の食卓”と呼ばれていた加藤家の食卓。しかし最近では量を抑えた野菜中心のヘルシーメニューに変わってきた。たとえば、なす味噌炒め、野菜スープ、青菜おひたし、トマト、白菜浅漬けといった具合。ブログウォッチャーもこれにはホッと胸を撫で下ろしているに違いない。
クオリティの差はあれど、ブログに手料理写真をUPするタレントたちは皆、食事づくりを頑張っていることが伺える。家族のために料理を作ること自体はねぎらわれるべきことだ。立場上、やっかみから来る批判的な声は絶えないかもしれないが、これからも彼女たちは料理を通してSNSを賑わせてくれることだろう。
(シュガー乙子)
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