連載

話題の出会い系アプリは「抱ける女リスト」!? 男たちの“膜”を浮き彫りにする危険なツールの実態

【この記事のキーワード】

桃山商事のクソ男撲滅委員会 毎日流れてくる膨大なニュースの数々。その中には、“男のクソさ”が原因になっていると思えるものも少なくありません。そんなニュースを勝手に取り上げながら、桃山商事のメンバーが元気に言いがかりをつけていきます!

【今回のPick upトピック】

tinder1001

出会い系アプリ「Tinder」※画像は公式サイトより引用

指一本で相手を仕分ける“ルッキズム”の権化

清田代表(以下、清田) 今回は、「いま一番出会える!」と評判のマッチングアプリ「Tinder(ティンダー)」を取り上げてみたいと思います。

佐藤広報(以下、佐藤) これは元々アメリカで大流行したアプリで、日本でも昨年あたりから広がりを見せてるみたいだね。

清田 Tinderの特徴は、何と言っても「超手軽」という点なんだよね。ネットを使ったマッチングサービスって昔からいろいろあるけど、「出会い系もここまで来たか……」って感じがした。

佐藤 例えば男性ユーザーなら、スマホの画面に女性(女性ユーザーなら男性)の写真が出てきて、「アリ(LIKE)」と思ったら右スワイプ、「ナシ(NOPE)」だったら左スワイプするだけ。指一本でサクサク仕分けしていく感じがおもしろくもあり、恐ろしくもある……。

清田 TinderはアカウントがFacebookと連動していて、扱う情報が名前(実名もしくはハンドルネーム)、年齢、位置、ログイン時間のみなので、登録の手間がほとんどかからないんだよね。

佐藤 で、アプリがそのときの位置情報を読み込み、数キロ圏内にいる女性の写真をランダムに表示してくれる仕組みになっている。自分の写真も同じ仕組みで女性側に表示されていて、お互い「LIKE」になって初めて個別にメッセージがやり取りできるようになる。

清田 出会い系のサービスってさ、以前は「精度」、つまり「相手に求める条件」を追求する方向で発展してきたと思うのよ。ルックスやスタイル、年齢や年収、仕事内容、趣味、好きな食べ物、家族構成、親との同居はアリかナシか……などなど、とにかくプロフィールを細かく設定し、自分が求める人物像にできるだけ近しい人を探せる方向に発展していた。

佐藤 例えばひと昔前に流行った「OkCupid(オーケーキューピッド)」というサイトなんかは、多い人で1000近くの質問に回答し、細かくデータを取った上で相性の度合いを割り出すという手法を採っていた。中にはセックスの好みや宗教観を問うような質問もあって、かなりディープな部分の相性まであらかじめ把握できる仕組みで。

清田 でも、現在の主流は「速度」、つまり「すぐに会える」ってポイントが重視されている。いま流行ってるFacebook連動型の「pairs(ペアーズ)」や「Omiai(オミアイ)」なんかも、この系統に属するスピード感重視のサービスだよね。

佐藤 Tinderは速度系の極北だよね。要するに、判断材料は「ルックス」のみで、あとはマッチングしてからユーザー同士で情報交換してくださいってサービスなわけで。

清田 このスピード感が流行ってる要因だと思うけど、いかにも現代的というか、何かもう“ルッキズム(外見至上主義)の権化”みたいなアプリだよね。そこはかとない恐ろしさを感じます……。

1 2 3 4

桃山商事

二軍男子で構成された恋バナ収集ユニット「桃山商事」。失恋ホスト、恋のお悩み相談、恋愛コラムの執筆など、何でも手がける恋愛の総合商社。男女のすれ違いを考える恋バナポッドキャスト『二軍ラジオ』も更新中。コンセプトは“オトコ版 SEX AND THE CITY”。著書『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)が発売中。

@momoyama_radio

[PR]
[PR]

messy新着記事一覧へ

人生の9割は出逢いで決まる