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娘ちゃん、初めての通知表 仲良しグループは成績で決まる!?

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娘ちゃんの通信簿(自作)

娘ちゃんの通信簿(自作)

 「ああ……通知表なんて見たくない! 見たくない!」「はあ……家に帰って通知表を親に見せたら何て言われるんだろう(白目)」学期末に通知表を受け取った瞬間の憂鬱を思い返すと、今でもげんなりします。シングルマザー女子大生・上原由佳子です。

 自分で言うのもどうかと思いますが、上原……ちゃんと学校に通っている間は、そこそこ成績は良かったんです。ただ問題は集団行動が出来ないことでした。通知表の所見には「協調性に欠ける」的なことが毎年書かれていました。「協調性に欠ける」「同級生と合わせられない」「集団行動でいつも外れる」などなどなど……。

 上原の母は、成績が良いだけでは満足してくれないタイプの親でした。成績だってオール5を望んでいたし、きちんと集団行動をして欲しいと思っていた。だから、通知表を渡す瞬間の緊張感はものすごいものでした。だって、「連帯責任」って意味わかんないんだもん!!!!! 意味わかんないものはやりようがない!!!!! 「勉強できるからって集団行動ができないのは問題です!!」って、電話をしてきた先生もいたなあ……。

 さて、今回は上原の通知表ではなく、娘ちゃんが史上初めて貰ってきた“通知表”のお話をしたいと思います。

言われるまで出さない「通知表」

 先日、帰宅すると娘ちゃんがぴょんぴょん跳ねながら「明日から秋休みだよ♪」と、嬉しそうに報告してきました。「かぁかは秋休み無い〜(泣)」と、いかにも学生親子の会話をしたのですが、貰ってきたはずの“通知表”の話が娘ちゃんから一切出てきません。「オカシイな、成績出ているはずだけどな……」と思いつつも、上原が母に通知表を渡すときの緊張感を思い出し、「いつか出してくれるのだろう」と、娘ちゃんから話してくるのを待ってみることにしました。

1時間経過。
ゲームをしている。通知表の存在を忘れているのかな……。

2時間経過。
そろそろ話してくれても良いだろう。でも、話してくれないし、成績良くなかったのかな……。

 痺れを切らした上原は娘ちゃんとスーパーに夕飯の買出しに行く途中で、さりげなく通知表のことを聞いてみる作戦を実行することにしました。

「夕飯の買い物行こうよ!!」
「いいよ!! 私(娘ちゃん)がカート押すね〜♪」

 機嫌良く連れ出すことに成功。第一段階は、すんなりクリアです。

 問題は、ここからです。もしかしたら娘ちゃんが通知表の話を切り出してくるかもしれません。だったらそれまで待ってあげたいのが親心というもの。上原に通知表の存在を教えてくれるのでしょうか?

 ……どうやらその様子はありません。仕方ないので作戦を決行します。

「そういえば、娘ちゃんの学校は二学期制だよね?」
「うん!!」
「かぁかもだよ〜。夏休みに成績出てた!! かぁか達は、ネットで通知表見れるんだよ♪」
「私(娘ちゃん)も通知表もらったよ!!」

 やった!!!!!!引っかかった(笑)。

「あれ~? かぁか、娘ちゃんの通知表見てないよ!!」
「……かぁか、怒らない?」
「テストで60点採っても怒らなかったでしょ?」
「いいよ、じゃあ見せてあげる☆」
「わあ〜い、かぁか楽しみだなあ♡」

 どれだけ酷い通知表を貰ってきたのでしょうか。さすがに上原も心配になります。成績も悪くて、協調性も無いなんて書かれていたら……。夕飯の買出しを早々に切り上げて、家に帰ることにしました。

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上原由佳子

1988年生まれ。沖縄県在住。シングルマザー女子大生。女子力の欠片もなさを小学1年生の娘ちゃんから指摘される、どうしようもない系アラサー女子。

@yu756ka

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