連載

労働ストレスで暴飲暴食の無職が変な病気にかかりました。

【この記事のキーワード】

big

さて、今回は無職いびきの解決策を書いていく回でしたね。早速コメントを読んでいきましょう。

・寝なきゃいい
・音は空気で伝わるから空気の無いところで寝れば静か
・いびきの原因が太ったためだったら痩せるしかないんじゃないかなぁ? もし無呼吸症候群だったら大変なので病院へ行って検査をすればいいと思う。
・飯喰わずにシゴトしたら嫌でも痩せると思うよ! 炭水化物を抜くこった。
・イビキは、痩せていても出ます。鼻炎が原因の場合は、手術で直せるときもあります。
・ダイエットが無理? なんで? やっぱり、嫌なことからは逃げるのね。
・仕事探せ。それで痩せればイビキも治る。
・医者にかかっていびきの治療をしなさいよ。
・ダイエットでもすれば? ネタにもなるだろうし。

痩せていてもイビキはかくそうですけどね。この感じだと、とりあえずまず痩せてみないといけないようですね……。うーむ…………。

しかしふと困ってしまいました。

社食が、うまいんです。

以前に会社員していた頃の社食は、学食みたいなクオリティーの、キャベツ千切りにチキン南蛮がついてくるような、まぁうまくもなんともないやつでした。ところが今回の社食はちょっと勝手が違っていて、ヤンキーっぽいコックさんが一人で作ってるんですね。メニューは日替わりで一種類しかないから選んだり出来ないけど、いつも出来立てでなかなかおいしいんです。しかもおかわり自由で、かなり安い。

おかげで……バイト始めてから僕、さらに太ってしまいました。これはまずいわけです。この原稿が載るまでにある程度はダイエットしないと、読者に愛想を尽かされてしまう。

原稿の締め切りまで10日を切ったあたりで、いい加減スイッチが入りました。

本当か嘘か知りませんが、欧米のホワイトカラーは、自分の体型すら管理出来ない奴は信用されず、採用されないとか出世出来ないとかいう話がありますよね。僕も、やっぱり多少痩せないと、これからの就職活動に不利なのではないか……。

この機会を逃すと二度と痩せられない気もします。というわけで、本気でダイエットに挑戦することにしました。

と、決意したところまでは良かったんですよ。ここまでは綺麗な流れでした。あとは実際にダイエットを実行して、痩せたことを読者に報告するだけ……だったのですが、。なんだか、困った事件が起きてしまって、すっかりその目論見が崩れ去ってしまったんです。

無為徒食から暴飲暴食へ

前回の原稿でも書いたように、現在47連勤に挑んでいる真っ最中の無職、さすがに体には拭えない疲労感みたいなものがありました。なんせまさに三年寝太郎だった無職が、突然外に出て働き出したわけですから体がついていくわけがない。やる気はあるけど……体がつらくて……。っていうか、連勤して気づいたのですが、人は週に一度くらい、目覚ましをかけずに思いっきり寝る必要があるんじゃないでしょうか? いや、たしかに残業もしてないので拘束時間は一日8時間、寝る暇もないほど忙しいってわけじゃ本来ないはずなんですけどね……。でも目覚まし時計に起こされていると、十二分に寝たっていう満足感が希薄なんです。毎日睡眠不足を感じながら起床し、倦怠感の残る体を引きずって会社に行く、そんな毎日を繰り返していると、疲労感はリセットされずストレスと共にひたすら蓄積されていきます。

僕、ストレス解消のバリエーションが極端に少ないんですよね。長風呂するかカラオケ行くか暴飲暴食するかオナニーするくらい。他に楽しいことがあんまりないんです。最近は毎日仕事してるせいで、あんまり長風呂も出来ないしカラオケにも行けてない。珍しく性欲も減退してきました。こうなっては暴飲暴食くらいしか楽しいことが思いつきません。

先週の日曜のことです。バイトから帰ってすぐに冷蔵庫をあけて、ビールをプシュっと開栓。一口二口飲みながら、レトルトのカレーを温め、その間にハムとスライスチーズを生の食パンに乗せてマヨネーズをぶっかけて齧ります。それから納豆を御飯にかけて食べながら、豚肉を400gほどジューっと炒めて、レトルトのカレーに混ぜて御飯と共に頂きます。ビールに飽きたら調理酒を飲み、冷凍食品のハンバーグを温めて食べる。それでも腹が減っていたので、家の外に出て牛丼大盛りを食べて帰宅。それでもまだ食欲がおさまりません。

特にこの、ダイエット記事を書こうとしているというのに、暴飲暴食をしてしまう、という背徳感がたまりません。これね、病気ですよ。本当に。昔からなんです。何かストレスが一定の線を越えると、吐くまで食べて飲み続けてしまう。締めに親が隠していたハーゲンダッツを二個食いしてウイスキーで流し込んでフィニッシュです。

ゲップ。

特に何かおいしいものを食べたという感じもしません。ただただ、胃袋を満たすためだけに詰め込んだ、そんな感じです。

ふっと冷静になると、震えるほどの虚無感に襲われました。

僕は一体、何をやってるんだろう……。

1 2

奥山村人

1987年生まれ。京都在住。口癖は「死にたい」で、よく人から言われる言葉は「いつ死ぬの?」。

@dame_murahito

http://d.hatena.ne.jp/murahito/

[PR]
[PR]

messy新着記事一覧へ

痛風はビールを飲みながらでも治る! 改訂版 (小学館文庫)