10月13日に放送された『アカデミーナイトQ』(TBS系)では、「男も惚れる色男SP」ということで、現在大ヒット公開中の映画『図書館戦争 THE LAST MISSION』(東宝)から岡田准一、田中圭、松坂桃李というイケメントリオが登場していた。
同映画の見所を紹介するために“ハテナハンター”として番組から派遣されたのは、お笑い芸人の千鳥(大悟・ノブ)。彼らは今回のインタビューが同番組での初仕事だったのだが、初回からとんでもない目に遭ってしまうのであった。
岡田師範が目指すところ
まずは、「俳優として聞いてみたかったこと」として、桃李くんから岡田くんに投げかけられたのは、
「これからどこを目指していくんですか?」
という率直な質問。岡田くんのアクションが、どんどん洗練されていくことに驚かされたそうで「格闘家になるのかな?」と、本気で思ったのだとか。確かに、さまざまな作品で披露される岡田くんのアクションには目を見張るものがある。現在、フィリピン武術『カリ』とブルース・リーが創り上げた『ジークンドー』と総合格闘技の『USA修斗』という3種の師範資格を取得しており、ジャニーズ事務所のアイドルでもあるのに、体がキン肉マンみたいになってるし。これに対して、
「トータルで達人になりたい。53歳ぐらいで完成していたい」
と明確な目標を掲げた岡田くん。なんでも、今は反省ばかりの日々なので、50歳を過ぎた頃には人生においても役者としても、達人の域に達していたいのだとか。
なるほど、格闘家としての修行は、人としてトータルで達人になるための一貫だったのかぁ。それにしても、師範の免許取っちゃうとか極めすぎっしょ……。この先どんだけ武道に磨きをかけるんだか~。そんな岡田師範について桃李くんは、
「周りに自分の教えを与えていって、最終的には地球を支配したいのかなぁって……」
と、壮大な妄想を膨らませてしまうのであった。岡田師範は笑って否定していたが、もしかしたらいつか、われわれ地球人が彼の野望を目の当たりにする日が来るのかもしれない(!?)。でも、その前にマッチ先輩とかが止めてくれそうだから、きっと心配あるまい……。
岡田師範のガチ実演タイム!
これだけ桃李くんが岡田師範のすごさを語っているというのに、その腕前をいまいち信じきれない大悟さんは、「田舎の島ではケンカで負けなしだった」と豪語し、岡田師範にケンカをふっかけた!! 「ほんとやめたほうがいいですよ!」「岡田くんは加減ができないで有名ですから」と岡田陣営から待ったがかけられたが、時すでに遅し。
岡田師範は床にラフに腰掛けると、大悟さんを手招いた。ゴングが鳴って瞬く間に、大悟さんの腕と頭は岡田師範の足にガッシリ捕らえられ早くも悶絶! 大悟さんは全く動けず「折れる、折れる、折れるっ!!」と、必死に叫ぶことしかできないまま試合終了。
足を解かれた途端「アホなんじゃ~!」「マジでやべぇ~」と嘆く大悟さんに、涼しい顔で笑ってみせる岡田師範であった。恐るべし早業~! まさか、初インタビューで俳優さんからキレッキレの関節技をかけられるとは思いもよらなかったであろう。
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