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エロメン&イケメンらによる「劇団Rexy」旗揚げ公演。男のセクシーをナマで目撃する最新エンタメ

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「男の裸をライブで見られる場がほしい!」ーーある人物のひと言がきっかけとなって結成された男性オンリーの劇団が、いま旗揚げ公演の真っ最中だ。いわれてみると、男性が女性のヌードを見るなら古くはストリップ、最近だとバーレスクなどバリエーションもいろいろあるのに、女性が男性の肌をエンタテインメントとしてナマで観賞できる場は、これまでないに等しかった。

 裸なら俺たちが! といったかいわないかは知らないが、名乗りをあげたのは女性向けセクシーコンテンツ「SILK LABO」や「GIRL’S CH」で活躍するエロメン&イケメン。今回座長を務める一徹さんを筆頭に、総勢7人の〈劇団Rexy〉が誕生した。ふだんの彼らは映像のなかでセクシーだったりやさしかったりおちゃめだったり、いろんな表情を見せてくれるが、舞台となるとまったく別モノ。7人のなかには、ここmessyでしQちゃんの洗礼を受けたばかりの有馬芳彦さんをはじめ舞台経験者もいるが、これが舞台デビューとなる人もいるだけに、どんな公演になるかは予測不可能だ。

 ひとりひとりの個性を活かすべく書き下ろされた演目は、『ロミオとジュリエットですが・・・』。誰もが知るシェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」を上演するために集まった7人の男たち。しかしプロデューサーはその仕上がりに納得していないようで、開演直前まで稽古しろという。しかしそこで決定的なトラブルが発覚し、公演自体が危ぶまれる状況に。なぜこんなことになったの? このピンチはどうやったら切り抜けられるの? そして、最終的に彼らの公演の幕は上がるの……?

 劇団Rexy本公園を前に、11月19日、ゲネプロ(初日公演の前に本番どおりに行う総稽古)が行われた。7人のエロメン&イケメンの緊張が観ている側にも伝わってきてハラハラした心持ちで見守っていたのは最初の数分だけ。「これ、素なんじゃないの?」と思ってしまうほど、それぞれの個性が際立った演技にいつしか引き込まれ、表情に見入り、手放しで笑ってしまう。

ナマはやっぱり違う!

 そのうち汗が額を伝い、衣装を濡らす。怒鳴るシーンではお互いの顔にかかるのではないかと思うほど、ツバが飛ぶ。映像では決して味わえない臨場感。ナマのエロスというのは迫力がある。首筋や指先、浮き出る血管、乱れる呼吸などは、じかに見るとセクシーさが何倍にもなるから不思議だ。

 緊張と充実のゲネプロ終了後に開かれた記者会見では、7人の出演者とともにタレントの中島知子さんも登壇した。冒頭の「男の裸をライブで……」と発案したのは、この中島さん。自身も「GIRL’S CH」で監督を務め、これまで通算5作品を世に送り出しているが、作り手としてエロメン&イケメンと接するうちに、その魅力にどんどんのめりこんでいったという。

中島知子さん「本気で女優さんたちと向き合う彼らを見ていると、もう自分も服を脱いでそこに入っていきたいって気持ちになるんですよ。萌えます。冷めさせてくれないんです。作品になったらなったで、いい男たちの息遣いに感動します。これを手を伸ばしたら触れられるぐらいの距離感で見たい、という願望から舞台を思いつきました」

 この発想をプロの舞台関係者たちが集結して実現化し、この旗揚げにつながったわけだが、中島さんは観る側の女性たちにもメッセージを送る。

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三浦ゆえ

フリー編集&ライター。富山県出身。複数の出版社に勤務し、2009年にフリーに転身。女性の性と生をテーマに取材、執筆活動を行うほか、『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』シリーズをはじめ、『失職女子。~私がリストラされてから、生活保護を受給するまで~』『私、いつまで産めますか?~卵子のプロと考えるウミドキと凍結保存~』(WAVE出版)などの編集協力を担当。著書に『セックスペディアー平成女子性欲事典ー』(文藝春秋)がある。

twitter:@MiuraYue

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