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国内最大の出会い系サイト「ハピメ」摘発はなぜ? 元運営スタッフ明かすボーダーライン

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ハッピーメール公式サイトより

ハッピーメール公式サイトより

 11月30日、国内最大規模の出会い系サイトといわれる「ハッピーメール」の運営会社「アイベック」の社長らが、売春防止法違反のほう助の疑いで逮捕されました(売春やり取りする書き込み放置か 会社社長ら逮捕)。

 ハッピーメールなどの出会い系サイトで、ワリキリ(売春)が行われていることは、周知のことでしょう。近年では、風俗業界や援助交際などを調査した書籍も多数刊行されており、出会い系サイトを使ったワリキリについては、鈴木大介『援デリの少女たち』(宝島社)『最貧困女子』(幻冬舎新書)や荻上チキ『彼女たちの売春(ワリキリ)』などで詳しく描かれています。

 ご存じない方のために簡単に説明をすると、「ハッピーメール」などの出会い系サイトは基本的に、女性がプロフィールに年齢や住まい、スタイルなどを記載した上で、「今から会えませんか」といったタイトルのスレッドを立て、「別苺、ゴムあり(ホテル代別で1,5万円、コンドーム装着)」など条件を書き込みます。そして、それを見た男性が条件にあう女性に連絡を取り交渉をする、といった使い方になっています。やりとりの中では、「別苺」「ゴムあり」の他にも、「サポ求(援助求む)」「ホ込(ホテル代込み)」など様々な隠語が駆使されています。

 こうした出会い系サイトの実態を、警察は昔から把握していながら摘発には至りませんでした。なぜ今回ハッピーメールの社長らが逮捕されたのでしょうか。

「過去に、『挿入の際にはゴム必須』といった張り紙を待機所に張っていたソープランドが摘発されたことがありました。ソープランドは、法的には『個室のある浴場』であり、そこで出会った男女が“たまたま”セックスなどの性行為をしている、という建前になっている。だから性行為を明示するような表現をすれば摘発されます。

ハッピーメールも、『違法性のある書き込みを伏字にする』というマニュアルを作ったために、警察の手が入ったんでしょう。出会い系サイトはどんなに対策をとってもグレーゾーンのままだけど、グレーのままで保全するなら警察からも見逃してもらえる。でも性交があることを何らかの形で運営者側自らが保証した瞬間に、アウトになってしまうんですね。

それに、出会い系サイトは大小含めてたくさんありますが、ハッピーメールほど大規模で有名なサイトってほとんどないんです。規模が大きくなればなるほど目立ってしまい、警察からもチェックされるようになる。大型店であることでデメリットが生まれるんですよ」(元出会い系サイト運営スタッフ)

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