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田舎に憧れた関東出身女性が東北の農家に嫁いだその後

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Photo by Sarah R. Bloom from Flickr

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 “農家の嫁”と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか? ネットの掲示板では、農家を“膿家”というスラングで表現し、農家に嫁いだことで生じたマイナス面が取りざたされることもあるようですが、実際はどんな生活なのでしょう?

 東北地方で兼業農家を営む男性・Yさん(30)は、3歳年下の女性と2年前に結婚し、実家の両親、祖父母との同居生活を送っていたそうです。その後は子宝にも恵まれたとのことですが、この度、夫婦は夫家族たちとの同居生活を解消することになったとか。その原因とは?

――奥様とのなれそめから聞かせてください。

Y「出張で東京に行った際に、飲み屋で妻に声をかけられたことがきっかけです。東京出張がある度に飲みに行く仲になった後に妻から告白されました。しかし、私は会社員をやりつつ休みの日は実家の農業を手伝っていたので、妻と付き合っても遠距離恋愛になりますし、長男なので実家に嫁に来てくれる人でないと結婚はできないので、すべて話して断ったんです。でも妻は『それでもいい。田舎や農家の生活に憧れていたから、あなたの実家に行ってみたい』と。妻は関東出身で、あまり知る機会のなかった田舎の生活に興味があったらしくて」

――おお、積極的な女性ですね! その後、奥様はめでたく農家の嫁になったと。

Y「でも、都会の女性が田舎の農家生活に馴染めるかどうか不安でしたし、いざ実家に呼んだら妻は結婚する気をなくすんじゃないかと思っていて。だから妻には、お盆や正月などの長期休みに私の実家に滞在してもらい、家族にも『彼女のことはできるだけお客さん扱いはせずに、普段通りの生活をしてほしい』って頼んで、ありのままの生活を見せたんです。それでダメなら早めに別れたほうがいいと思ってたんですが、妻は『畑仕事楽しいし、全然苦じゃない。私には農家の生活が合ってるのかも』という反応でした。なので妻は、結婚を機に仕事を辞めて私の実家に来てもらったんですけど……」

――でも、今は同居生活を解消して、奥様とお子さんとの3人暮らしになったんですよね。

Y「はい。実家の近くにアパートを借りて暮らしてます。うちはまだ父も母も現役で働いていて、日中実家にいるのは妻と祖父母なんですね。二世帯住宅ではないので、2階に私たち夫婦の部屋があって、1階に茶の間とか台所、祖父母の部屋、父母の部屋っていう構造だったんですけど、日中家事を終えた妻が夫婦の部屋でテレビを見たりくつろいでいると、祖父母が様子を見に来ていたんだそうです。祖父母は、『就寝時や具合の悪い時以外は、家族は茶の間に集まって一緒にくつろぐもの』と思っていたようで、純粋に妻を心配して様子を見に来ていたらしいんですが、妻としては『一人の時間が全く持てない』と思ったらしくて」

――お祖父様とお祖母様に悪気がなさそうなのがまた難しいところですね。

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