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夫から、妻から、義両親から。三つの角度で捉える『義実家問題』

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Photo by Tomas Salinka from Flickr

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 義実家問題が小町の華であることは前にも述べたとおり。義実家との関係に悩むトピは毎日どんどんアップされる。筆者は嫁の立場なので、嫁目線でのトピを読んでトピ主への「エール」ボタンを押し、勝手に励まされている次第であるが、同じ問題でも夫、義両親、と、立場が違えば見え方が全く異なってくる。相手が何を考えているか知るためにも、別立場のトピ主が立てた内容を読むことは有効だ。今回は義実家問題を三者三様の目線で相談しているトピを紹介したい。

嫁の立場「義実家と旦那が大嫌いです。」

 トピ主(女性・夫と子どもあり)は結婚して9年になるが、もともと義実家とはうまくいっていない。先日、子どもに関わる事で義理の両親と大喧嘩をした。そのときは夫も義両親に対し怒った様子を見せていたが、話し合いのため夫が一人で義実家に行ってから態度が一変し、トピ主に対して「お前が悪い」「お前が謝れ」の一点張りとなった。

 納得いかないトピ主は周りに相談したところ“どう考えても義両親がおかしい”と周りもトピ主に同調、“自分の子どものことが関わっていたのにもかかわらず、父親である夫が一緒になって私を責めるのはおかしい”と夫の態度も疑問視された。

 舅には「お前なんか前から気に入らなかったんだ」とまで言われてしまい、9年の我慢が爆発、大喧嘩となったのだが、このとき夫はうつむいたまま一言も喋らなかったという。

 トピ主が実家の両親に事情を話したところ「子どもたち連れて、いつでも帰ってきなさい」と受け入れる準備があることを伝えられた。「自分たちの行動を反省することもなく私を罵倒した義両親と、何が何でも妻を守らない夫にはガッカリだ」とも言っている。夫が嫌いで仕方なく、こんな頼りないマザコン夫と結婚した自分に怒りすら覚えるほどだが、子どもは夫が大好きで、離婚したら子どもが可哀想なのでは……と踏み切れない。義両親からは「言い過ぎて申し訳なかった。水に流して仲良くやろう」、夫からは「もう水に流せ」と言われたが、元には戻れない。離婚をためらう以上、このまま仮面夫婦を続けていくしかないのか、という相談だ。

 ここまで大喧嘩となった経緯、特に「子どもに関わる事」の内容が伏せられているので判断はしかねるが、このトピ文からは常日頃、“嫁”として義両親の理不尽さに我慢を重ねてきたとトピ主が認識していることがわかる。そして夫や義実家は、「我慢させたつもりはない」あるいは「嫁なんだから理不尽に耐えるのは当たり前だ」との認識だろう。

 家庭の不和の相談には、とにかく“離婚”を唱えるのが小町の常識。このトピも同じく離婚をすすめるコメントがあるが、「徹底的に話し合え」「離婚できないのを子どものせいにするな」というものも多く、またこれも小町あるあるだ。

 トピ主レスはひとつだけ書き込まれており「義両親は、私が子供をお風呂に入れていて電話に出られず、後でかけなおしても『なんですぐに電話に出ないんだ!!』と怒鳴るような人たちです。皆で集まった時も私の作った料理には手も付けず、自分の料理ばかり自慢する人です」と、やはりこれまで嫁ならではの理不尽な扱いを受けてきた様子。このトピ主レスからは、かなり参っている様子が伝わるが、その後どうなったのか……。

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ブログウォッチャー京子

1970年代生まれのライター。2年前に男児を出産。日課はインスタウォッチ。子供を寝かしつけながらうっかり自分も寝落ちしてしまうため、いつも明け方に目覚めて原稿を書いています。

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