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SILVA姐さんがママに! “がんじがらめ婚”の批判もある「婚前契約」とはどういったものか

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SILVAオフィシャルブログより

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 25日、歌手のSILVA(40)が自身のブログで、「人生で最高の天からのクリスマスプレゼントです」と、出産を無事に終えたことを報告。ネット上では、「SILVA姐さん、久しぶりに名前聞いたけど、ママになったなんて驚き!」「下ネタ全開だったSILVA姐さんがママになるなんて感慨深いな」などといったコメントが相次いでいる。

 SILVAといえば、歌手としての活躍もさることながら、下ネタも辞さないぶっちゃけトークで人気を博し、姉御肌の性格から“SILVA姐さん”と呼ばれ、10年ほど前はテレビやラジオに引っ張りダコの時期があった。02年に所属事務所をワーナーミュージック・ジャパンに変え、その後、田辺エージェンシーに移籍を経てフリーになったことや、08年から10年までの3年間はニューヨークへ海外留学しながらDJ活動していたこともあって、メディアに登場する機会は激減していた。

「そんな中、今年7月に放送された『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)に出演。飲食店経営の40代の男性と婚約して妊娠5カ月であることを発表し、『久しぶりに見たけど、幸せそうで何より』と、ネット上では祝福のコメントが飛び交っていました。業界内でも『また出てもらえるなら使いたい』というディレクターや構成作家は少なくないですよ」(芸能関係者)

 しかし、番組内でSILVAが明かした“婚前契約”には、視聴者間で批判の声が強かった。

 SILVAは、14年に放送された『ぶっちゃけ告白TV!カミングアウト!結婚しなくても幸せな女たちSP』(フジテレビ系)に出演した際、02年頃に人知れず一般男性と結婚し、3カ月でスピード離婚したことを明かしたが、その教訓からか、『今夜くらべてみました』番組内で、今回結婚した相手とは、『外出による飲酒については、週2回まで』『互いの帰宅時間を、毎日相手に連絡する』など、弁護士を交えて“34か条の婚前契約書”を作成したことを告白。これにMCを務めていたお笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基は『これは無理やわ~』と漏らした。後藤同様に感じた視聴者は少なくなかったようで、放送後に同番組の感想をネット上に書き込む人々は「がんじがらめ婚」と否定的なコメントを残していた。

 この婚前契約、海外セレブの間では常識となっており、先日、離婚騒動が勃発した道端ジェシカとジェンソン・バトン夫婦は婚前契約を結んでいなかったことから総資産60億円超といわれるバトンの財産分与をどうするかに注目が集まっている。日本で婚前契約を公にしている著名人はいないが、タレント弁護士の大渕愛子がこの概念を推進しており、『絶対に幸せな結婚をするための婚前契約書』(マガジンハウス)という本を監修している。

 婚前契約といっても具体的に何を決めればいいのか。たとえば民法755条に規定されている「夫婦財産契約」。特別な取り決めをせずに結婚した場合は、原則、「結婚以前から所有していた財産」や「結婚後に自分の名前で得た財産」は各人のものとされるが、結婚後に夫婦で築いた財産は夫婦のものとなり、離婚の際に折半することとなる。夫だけが収入を稼ぎ妻が専業主婦である場合も、夫の給与は「夫婦のもの」とみなされる。共働きで、各人の名義で得た給与に関しては、実質的共有財産となり、また、婚姻中に購入した不動産や車なども共有財産となる。

 もちろん金銭管理以外の事柄も、「婚前契約」に記すことはできる。大渕弁護士は「ぜひ『理念』の項目を設けて」と薦めるが、理想の夫婦像やお互いの愛情の形などを具体的な言葉で表しておけば、結婚後の生活で齟齬が生じにくいという考えからだ。また、互いの健康(病気になったら、事故になったら、介護が必要になったら)や両親の老後について、のみならず、趣味にかけるお金や時間などについても事前に相手の了承を得ておくことでスムーズな結婚生活が送れるのではないだろうか。もちろん家事や育児についての取り決めも、「そのときがきたら」ではなく、事前に交わしておくと「こんなはずじゃなかった!」と失望することを避けられるかもしれない。

 “3組に1組が別れる”といわれるほどに離婚率が上昇しつつある現代日本で、離婚理由のトップは「性格の不一致」。たとえ婚前契約を交わしていても、「気が変わった」「他の誰かと運命的な出会いをしてしまった」など状況次第で別れを選ぶことになるかもしれないが、少なくとも結婚という大きな約束事をするにあたって、互いに確認しておきたい事柄が婚前契約だと考えれば納得もいく。結婚はファンタジーではなく、新たな現実生活の入り口。だからこそ、ふわふわ夢見心地で片足を突っ込むのではなく、地に足のついた話し合いを経て扉をくぐりたいものである。

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