連載

シングルマザー女子大生の「もっと自分語りするぞ!」宣言

【この記事のキーワード】

uehara0104

 あけましておめでとうございます♡ 「2015年疲れたな~」モードで年末年始を過ごしました。シングルマザー女子大生・上原由佳子です。

 家族や恋人と年明けを迎えた方も多いかと思います。上原は、地元の友人が働いている近所のBARでレゲエパンチを飲みながら年明けを迎えました。途中から高校・大学と同じ大学に通っている友人も来てくれて、寂しさを感じずに過ごせたのですが……新年を迎えてすぐ友人たちから「で、原稿書いたの?」と聞かれ、担当編集者からも「原稿まだ?」とメッセージが届く始末。2016年も現実と向き合わなくてはいけないようです。

 現実と向き合うのツラすぎるよぉぉおおおお(涙)

「時間」があるから一緒にいられる

 2015年は、シングルマザーの当事者として社会的に大きな動きがあった1年でした。ひとり親家庭の学び直し支援として、高卒認定資格取得支援として補助金が支給される制度が4月から始まり、年末には、児童扶養手当キャンペーンが功を奏し、第二子以降の加算額が5000円から1万円へと35年ぶりに増額されることになりました。

 ちょっとずつ良い方向に変わっていくんだなあ~と中央(東京)とは遠く離れた沖縄で、ひしひしと喜びを感じていました(笑)。

 上原と娘ちゃんにとっても激動の一年でした。4月に上原は大学に、娘ちゃんは小学校に入学。5月にmessyで連載を開始。娘ちゃんはどんどん生意気になっていくし、上原は原稿を書くために過去や現在に毎日向き合わっているうちに先を思って不安になる。心身ともに疲れました。娘ちゃんは原稿を書いている上原の肩に乗ってくるくらい元気なんですけど(笑)。

 以前、長期休暇になると上原も娘ちゃんもストレスが溜まって疲れてしまう、という原稿を書きました。上原が定時制高校に通っていた頃、娘ちゃんは幼稚園に通っていて、二人が一緒にいる時間は一週間のうち半分以下だったので、同じ時間と空間を共有することに慣れず、お互いにずっとイライラしていたんです。気分転換に二人で外出するにしても、子供連れで落ち着ける場所ってあんまりない……だから親子が一緒にいてもイライラしないで済むような場所や支援があったらいいのにな、と思って書いた原稿です。

 案の定コメント欄は大荒れでしたが(笑)、「子供と一緒にいてイライラしてしまう」ことに共感してくれるコメントや記事もあって、「日中働いていて子供と長い時間過ごしていない親は少なからず似たような悩みを抱えているのかも?」と思いました。

 あれから4カ月、4月から数えて約9カ月間、娘ちゃんと上原は似たような生活リズムになり、共有する時間も増えたおかげか、今回の冬休みは夏休みと違って楽しく過ごせるようになりました。シングルマザーは経済的な貧困だけでなく、育児や家事、仕事などを一人で抱え込み「時間の貧困」にも陥ってしまうと言われています。もし上原が学校だけじゃなくて、仕事も始めていたら、娘ちゃんと一緒に過ごす時間が短くなって、冬休みもやっぱりお互いにイライラすることになっていたかもしれません。少し無理して「時間」を作ったから、一緒の時間に慣れることができたのだと思います。改めて「時間」の大切さを実感しました。

1 2

上原由佳子

1988年生まれ。沖縄県在住。シングルマザー女子大生。女子力の欠片もなさを小学1年生の娘ちゃんから指摘される、どうしようもない系アラサー女子。

@yu756ka

[PR]
[PR]

messy新着記事一覧へ

女性と子どもの貧困~社会から孤立した人たちを追った~