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自殺未遂騒動のサークルクラッシャー・日南響子に学ぶ「男との別れ方」

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日南響子

まだ19歳。『日南響子2012年 カレンダー』ハゴロモ

 『non-no』専属モデルという肩書きは「美少女」の代名詞として広く一般的と言えるでしょう。田中美保、太田莉菜、佐々木希といった元『non-no』専属モデルたちの姿はCMで頻繁に目にすることができますし、現役の専属モデルたちも、爽やかな笑顔が印象的な本田翼や、キャスターや女優業でも多彩な活躍を見せる桐谷美玲など、雑誌読者以外に名が知られているであろう豪華な面々が名を連ねており、出版不況と言われている昨今でも賑やかさは衰えておりません。先日、「東洋経済オンライン」に掲載された同誌編集長のインタビューでは、「たったひとりのファッションモデルを全面に出した雑誌を作っても、おそらく10万部も売れない雑誌にしかならないと思います。そこで『non・no』では、“6大モデル”を打ち出しています。それぞれのモデルに一定のファンがついているので、それが積み上がって部数につながっています」と戦略を明かしています。

 そんな中『non-no 10月号』(集英社)では、「6大モデル」の一人と言える存在だった日南響子の専属モデル卒業が発表されました。

 ローティーン向けファッション雑誌『ニコラ』(新潮社)でモデル・デビューを果たし、2011年から同誌の専属モデルを勤めていた彼女は、『ヤングジャンプ』(集英社)のグラビアに登場した頃から、整った正当派美少女的顔立ちと、意外と肉感的なボディによって男性からの人気を博していました。ブレイクとは言わないまでも、ブレイク2歩手前ぐらいの位置にいた注目株、とでも言えましょうか。DTM(デスクトップミュージック)やイラストなど、いわゆる文化系の趣味(というかオタク系の趣味)を持っていたことも、サブカル系の方面から指示を受けるひとつの要因となっていたでしょう。

 告白するならば、わたしも完全に「え、こんな美少女なのに、オタクなの!?」という文脈で、彼女のTwitterやブログを日頃からチェックしていたのです。こうした「美少女なのに、文化系/サブカル系」というキャラクターは、いまでは珍しくない存在です(その元祖とも言えるところに、中川翔子の名前を挙げられるでしょう)。しかし、彼女がチェックの対象となった理由には、もうひとつ「このコ、なんとなく危ういな〜」という直感がありました。彼氏の存在を匂わすようなTwitterへの投稿、そしてポエムのようなブログ記事……そこには、なんとなくいわゆる「メンヘラ臭」が漂っていたのです。

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カエターノ・武野・コインブラ

80年代生まれ。福島県出身のライター。

@CaetanoTCoimbra

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