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ヤバいミニマリスト!? 「捨て変態・夏帆」が巻き起こす、笑えて学べる“整理整頓 コメディー”

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NHK ONLINEより

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 2月6日からスタートした夏帆主演の新ドラマ『わたしのウチには、なんにもない。』(NHK  BSプレミアム)がだいぶ面白いことになっていた。変わったタイトル名に加えて「整理整頓コメディー」という何だか一風変わったジャンル名にカテゴライズされていたものだから、放送前から「なんじゃそりゃ!?」とかなり気になっていたのである。

 ワクワクしながら第一回目の放送を見始めたところ、「整理整頓コメディー」というフレーズがまさにピッタリすぎるコントみたいな面白エピソードが三本立てショートドラマとして仕上がっていて、ツッコミ所が満載でかなり笑ってしまった。

 「スーパー捨て魔」の“なんにもない生活”

 夏帆が演じる「まい」という主人公は、「掃除・洗濯・お片づけ・お片づけ・お片づけ」が趣味という、とにかく片づけ欲がハンパなくて少しでも「必要ない」と感じたものは何でもかんでも捨てまくってしまう、自称「スーパー捨て魔」の女性。ミニマリストというオシャレ感のある呼び名よりも、「捨て魔」という響きのほうがこのドラマの彼女にはしっくりくる。

 ある日、そんな彼女の家に遊びに来た友人の菊池さん(趣里)と後輩の真美ちゃん(大久保聡美)は、あまりにも殺風景過ぎる部屋を目の当たりにして突っ込まずにはいられなくなってしまった。

「モデルルームっていうか、生活感なさすぎじゃない?」

 と言いたくなるのも無理はない。リビングにはシンプルな低めのダイニングテーブルと、壁に設置された液晶テレビと掛け時計しかないのだ。普通に生活していればすぐ手に届く所にありそうなティッシュ箱やテレビ用リモコンが側にはなく、部屋から出た場所にある棚に収納されていて、使う度に出し入れしているのだとか。めんどくさ~! ちょっとその辺拭いたり、鼻かんだりで出番が多いはずだからティッシュ箱くらいは出しっ放しでもいいじゃん!

 軽く呆れている友人らに追い打ちをかけるように、今度は調理器具や食器類が恐ろしく最小限に抑えられたキッチンを誇らし気に披露するまいちゃん。物があまりにも無さすぎて空っぽの棚まで……物が捨てられない私の部屋とはかけ離れた光景だった。当然、洋服だって必要最小限のアイテム以外は全部捨ててしまうため、クローゼットもスカスカ状態。とにかくハンパないお片づけ屋さんなのである。

「捨てのK点越え」選抜?

 そんな普通じゃない生活ぶりに驚きつつ呆れた様子の菊池さんが「なんでそんなに捨てちゃうの?」と堪らず聞いてみると、

「なんで? って言われても、そこに不要なものがあるから」

 とドヤ顔で答えるまいちゃん。いやいやいや~、たぶん必要そうな物もきっと捨ててるでしょ~。彼女は旦那さんと母親と祖母の4人暮らしなのだが、捨て魔活動のやりすぎで度々止められたりもするのだとか。ご家族のご苦労お察しします……。

 まいちゃんは、とにかく「迷ったらとりあえず捨てる」という強い信念を「捨てのK点越え」と名付けて実行しまくり、手に入れたこの“なんにもない空間”をこよなく愛しているのだとか。彼女の脳内で開催される「必要なモノ選抜オーディション」で勝ち残った物だけがこの空間に存在できるのである。その審査、厳しすぎるにもほどがあるんですけど~!

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テレ川ビノ子

テレビが大好き過ぎて、頼まれてもいないのに勝手にテレビを全般的に応援しています。おもしろテレビ万歳!

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わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります