ライフ

男性の育児休暇取得率はたったの2.3% 宮崎議員の不倫騒動を跳ね返さなければならない

【この記事のキーワード】
宮崎けんすけ公式ページより

宮崎けんすけ公式ページより

 自民党の宮崎謙介衆議院議員が、2月10日に発売された「週刊文春」(文藝春秋)に掲載された女性タレントとの不倫スクープの件で記者会見を開き、辞職表明をしました。記者会見で宮崎議員は、同誌に書かれていた1月30日に女性タレントを自宅に招き入れ一夜を共にした件を否定せず、いつの日か出直したい、という思いを述べました。なお、宮崎議員と女性タレントの逢瀬から6日後の2月5日、妻の金子恵美衆議院議員は男児を出産しています。

 今回の件が注目されているのは、同じく「週刊文春」が報じた、タレントのベッキーとバンド・ゲスの極み乙女。のヴォーカリスト・川谷絵音との不倫が話題となっているタイミングだったことも大きいでしょう。世間が「不倫」に対して敏感な時期でなければ、ここまで大事になっていなかったかもしれません。それだけではありません。多くの媒体が「育休不倫」と報じているように、宮崎議員が昨年12月に、金子議員の出産に合わせて育児休暇を取得することを宣言していたことも見逃せない要素です。

 もともと宮崎議員の「育休取得宣言」は、党を問わず賛否のわかれるものでした。自民党の加藤勝信一億総活躍担当相は、民間との就業規則と制度が異なることを留保しつつも「男性の育休取得を促していきたい中で国会議員が先頭に立つことは大事だ」と肯定的な立場に立っていました。一方で、党国会対策委員会幹部は「違和感がある。国民が許すかどうかという問題だ」「国会議員全体の評判を落としている」と否定的な見解を述べています。また、民主党の蓮舫議員は「国会議員の夫婦の育休は否定的な立場を取る」とツイートしていました。

 宮崎議員の不倫と、彼が国会議員であること、男性が育児休暇を取得することは別個の問題ですから、切り離して考えなくてはいけません。しかし宮崎議員のFacebookを見ると、宮崎議員の不倫のみを批判するのではなく、育休と不倫をセットにして批判しているコメントが多くついています。コメントをひとつひとつ見ていくと国会議員が育児休暇を取ること自体に否定的な見解を持つ人も少なくないようです。

1 2

[PR]
[PR]

messy新着記事一覧へ

男性の育児休業―社員のニーズ、会社のメリット (中公新書)