プロフィールがすべてを左右する
喋っているうちに気がついたことがあります。私、プロフィールの書き方間違えたわ。
プロフィールには「住所」「最終学歴」「家族構成」などの基本的なことから、「趣味・特技」「デートに行きたい場所」「最近気になること」など会話の糸口となりそうなものまで、かなり多くの設問があります(ちなみに男性が「年収」を書く欄は、女性は「得意料理」を書くようになっていました)。
その設問コーナーには「好きな○○ランキング」というものがあったのですが、考える時間が足りなすぎて(言い訳)、好きな「マンガ」ランキングにしちゃったんですよね。そのせいで、私は何回『シャーマンキング』(集英社)のあらすじを話させられたことか! 1分半それで終わるわ!
ここには多分「好きな食べ物」とか「好きなお酒」とか書いておけばよかったんですよ……。
そうしたら「◯◯ってお店がお勧めですよ!」とか「今度行きましょう」とかなるんだよ……。
好きなマンガランキングなんて書いてもピンポイントすぎるし話広がんねーよ……。
あと今見返したら「好きな映画」の欄に『リンダ リンダ リンダ』って書いてあるし……。
何そこでちょっとサブカル女子出してんだよ……。
あともうひとつプロフィールカードで失敗したことは、「好きな芸能人」の欄に馬鹿正直に「佐々木蔵之介」を挙げてしまったことですね。おかげで、多分参加者最年長であろう48歳の人に「結構おじさん好きなんだね☆」って食いつかれちゃったよ! すみません、私は年下好きです。「40代も可(ただし佐々木蔵之介様に限る)」です。ここにはお笑い芸人とか女性タレントを書くべきだったんだろうな~と後から反省しました。
運命の結果発表
自己紹介タイムとフリータイムは嵐のように過ぎ去り、あっという間に告白カードを提出する時間に。誰が何番かさえ覚えていないのに……と思いながらもひとつだけ番号を書いて提出しました。結果は……
カップル誕生!!!
そりゃそうだよ! 私に気がありそうな人の番号書いたもん! っていうか、その人以外ほとんど記憶にないからね!
「カップル誕生された方は、お帰りの際に男性から女性にお声がけくださいね」というアナウンスが流れ、パーティはお開きとなりました。会場を出たところでマッチした男性に「お茶でも行きませんか」と声をかけられたのですが、私は「せっかく来たんだし、マッチさせてみよう」という気持ちだけで、書いてくれそうなその人の番号を書いただけ。いわば妥協中の妥協、まったく興味ゼロ。本っ当に失礼なことをして申し訳ないのですが、「ちょっと今からコンタクトを買いに行かなきゃいけないので」と断ってそそくさと帰らせていただきました。
うううう、やっぱりまだスペックだけで結婚相手は選べません! というか1分半じゃスペックすらもわからないし、“初対面のおじさん”のことは好きになれないよ! 出会いに行く層をもう一度見直してみようと思います……。
ちなみにパーティの所要時間1時間半ほど。その間、試飲用みたいなカップに入った水が一杯出ただけでした。
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