現在公開中の映画『星ガ丘ワンダーランド』(ファントム・フィルム)で主演を務める若手イケメン俳優・中村倫也が、2月27日に放送された『新チューボーですよ!』(TBS系)にゲスト出演していた。昨年は大ヒットドラマ『下町ロケット』(同局)を始めとして、単発作品などを含めると16本ものドラマに出演していたそうだ(そんなに出てたっけ~!?)。その他にも5本の出演映画が公開されていて、演技派としての中村くんの大活躍ぶりがうかがえる一年だった模様。
そんな今大注目の彼が、司会の“巨匠”こと堺正章と一緒に「肉まん作り」に挑戦することになったのだが、調理が進むにつれて何やらちょっとおかしな日常を語り出したのである……。
芸能人になったらモテるはず?
高校一年生の時にスカウトされ、18歳で芸能界に入ってから気付けば11年が経っていたという、意外にも芸歴の長い中村くん。もともと芸能界に興味があったわけではなく「芸能人になったらモテるかな?」ぐらいの淡い期待感を膨らませて芸能生活をスタートさせたのだが、そんなに甘い世界ではなく、かなり苦労したそうだ。
「あまりモテないですね……」と、売れっ子になった今でもモテ期が訪れていないことを嘆く中村くんであったが、ちょっと癒し系の顔立ちで優しそうな雰囲気に見えるから、女子ウケは割と良さそうだと思うんだけどなぁ。
美声すぎる歌声に金庫も飛び出す!?
そんな中村くんは歌声に定評があるらしく、ミュージカルでも大活躍しているとのことで、その実力を披露してもらうことに。ここで堺巨匠の1971年のヒット曲「さらば恋人」(日本コロムビア)をチョイスし、伸びのある綺麗な歌声をスタジオ中に響かせた。う~ん、確かにお上手~♪
自分の持ち歌を素晴らしい美声で歌ってくれた青年に気分を良くしたのか、スタッフに向かって「僕の財布持ってらっしゃい♪」と呼びかけ、中村くんにチップをばら撒きそうな勢いの堺巨匠。「上手いね~♪(僕の歌唱力を)超えてる、超えてる!」と上機嫌だったが、自分の番組だから気を遣ってくれて「ゴマすり選曲だったのでは?」という疑念を投げかけた。かつてヒットしたとはいえ、中村くんが生まれるずっと前の曲なわけだから、疑ってかかるのも無理はない。
すると中村くんは、飲み仲間でもある役者の先輩が一緒にカラオケに行くと、よく「さらば恋人」を歌っていたことを明かした。
「『いい歌だなぁ』と思って、僕も歌いたいと思い、その曲を買って覚えて、最近カラオケでよく歌うようになりました」
と、同曲に惚れ込んだ上でのガチ選曲だった旨を伝えた。これに気を良くして嬉しそうに「サビが聞きたいねぇ♪」と、堪らずおねだりする堺巨匠。そのリクエストに中村くんが、さらなる高らかな美声で応えてくれたものだから「僕の金庫持ってらっしゃい!」と、もう大盤振る舞いが止まらない~! 中村くんも「やった! 巨万の富が!!」と、ご本家との掛け合いをノリノリで楽しむのであった。
まぁ、金庫いっぱいの大金は貰えないにしても、完全に堺巨匠のお気に入りに認定されただろうから、なんかしらのちょっとしたご褒美は貰えちゃうのでは~?