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「仕事じゃなくて育児で輝け」「夫の三歳児神話」「なぜ0歳で入園?」小町でも終わらぬ議論、待機児童問題。

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Photo by Martins Uzkurelis from Flickr

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 先の「保育園落ちた日本死ね!!!」ブログをきっかけとして、国会でも連日議論の対象となっている待機児童問題。当初、安倍首相は「匿名の意見」などとして取り合わない姿勢を見せていたが、実際に待機児童問題の解消を願う書名が2万8000件集まったこともあってか、14日の衆院予算委員会では一転、「子供を産み育てる若い家族を取り巻く環境を、もっと暖かく配慮に満ちたものにしなければならない」などと発言し、待機児童解消に取り組む姿勢を見せ始めた。これを受けて与野党こぞって対策会議を開き始め、次の衆院選では待機児童問題がひとつの大きな争点となりそうな見込みである。

 常々、都心部の待機児童の多さは問題視されてきた。問題解消につながるのであれば、未就学児を育てる家庭にとっては嬉しいことだが、そんな一連の待機児童問題騒動について、小町でも盛り上がっている。

「活躍の場って仕事場だけじゃないと思います」

 トピ主の年齢や性別は不明だが、先の「保育園落ちた日本死ね!!!」ブログに対する意見だ。

「一億総活躍社会だそうで。お仕事して活躍したいみたいですね。日本死ねの方は。でも私はその発言に違和感を感じています。保育園に入園できないということは母親の活躍の場がないのではなく、お子さんにとって必要だったからとは思えないのでしょうか。金銭的な家庭の事情もあるのでしょうが、子どもが小さいのなんてほんの数年の話です。現に待機児童もほとんどの行政で3歳児以降は解消されるじゃないですか。せっかくお子さんを生んで母親になったのにお子さんのために輝くつもりはないのかしら大体日本のために働くんじゃないでしょ?自分のためにでしょって思うのでひとくくりに日本って言われると気分悪いな」

 “子供にとって必要だった”――この手のワードが出現する意見は要注意である。なぜなら当の子供の意見がどうなのか分からないのに決めつけているからだ。“自然分娩で産まれたがっている”、“子供にとって母乳が必要”、“子供は3歳まで母親が必要”……本当に子供がそう言ってるのか? 「子供時代、私はお母さんが働いてて淋しかったもん!」という実感からきているケースもあるのだろうが、その人個人と、よその子供は、また別個である。

 さてトピ主は、わたしに同意する者はいないか、とトピで問いかけたのだが、賛成/反対どちらも多く書き込まれた。育児と仕事に関するトピは、コメントがけっこうアツいのである。

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