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19年でたった4回…私を抱かない夫の心を覗いてみると、思いも寄らぬトラウマが

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【不定期連載】私はコレで、家庭内EDになりました

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肉食妻の心の風景は…? Photo by Sam on the Cam from Flickr

「セックスはしたい。でも妻相手では勃たない。じゃあ愛情がなくなったかといったら、そんなことはない。離婚をする気はないけれど、妻ではダメ」——そんな苦境に陥った結果、「家庭内ED」になってしまった男性たちを紹介するシリーズ。

  今回は妻側の意見をご紹介。登場するのは都内在住のS子さん(43歳)。18歳の息子を持つママですが、なんと夫とは恋人時代を含め、この19年でセックスしたのはたったの4回! そして子どもができてからは、1度もしていないのだとか……。

「夫は高校の同級生。その頃は仲の良い男友だちのうちのひとりで、映画や音楽の趣味が合うのでよく話をしていました。付き合い始めたのは社会人になってから。彼は大学を卒業後、仕事で大阪にいると聞いていたので、大阪旅行をする際に連絡したのがきっかけです」

 再会したときも、以前と変わらず趣味の話で盛り上がれたことから、漠然と「結婚するならこういう人がいいな」と思いアプローチ。お互い恋人がいなかったのですぐに交際がスタートし、その半年後に彼が東京に戻るタイミングで結婚しました。しかしセックスは半年間の交際で、1度しかなかったと語ります。

「手を繋ぐぐらいはしていたのですが、彼からの性的な誘いは一切なくて。でも遠恋だったので、最初はあまり気にしていませんでした。ふざけて『童貞なの?』って聞いたことがあるのですが、『先輩に風俗に連れて行かれたことがあるけど、実は素人童貞だ』って答えたんです。でも『そういう人もいるよね』としか思いませんでした」

 手を出して来ないことにしびれをきらして、付き合って4カ月目のある日、S子さんから迫ってコトに及んだけれど、その後は結婚式まで交渉ナシ。結婚後は月に1回という淡泊なペースだったけれど、3回目にして子どもを授かってしまったので、産後は育児まっしぐら。気がついたら、まったくセックスをしないままだったそうです。

「私の会陰切開のキズがなかなか癒えなかったせいで、産後すぐに夫が寄って来たのに、払いのけてしまったことが原因かなと思うのですが、実はもうひとつ、思い当たるフシがあって……。結婚して3年目ぐらいのとき、夫がぽつりと『中学生の頃、知り合いの女子大生からの痴漢被害にあったことがある。そのトラウマを克服できていない』と言ったんです。性的に淡泊なのは、乗り越えられない過去のキズが原因だったようです」

 その言葉を聞いて以来、夫とのセックスを諦めてしまったS子さん。そして代わりに求めたのは、「外との繋がり」。子どもが小学校にあがる頃からタレントのマネージャー業を始め、さらにはネット掲示板のオフ会にも参加。そこで出会った5歳年下の男性と付き合うようになり、週に3度はセックスを楽しんでいたと告白しました。

「私はずっと、相手が求めてこなければセックスはしなくてもいい、草食系だと思っていたけれど、年下クンのおかげで肉食系だと気付いてしまって(笑)。結構な回数で深夜帰宅や外泊を繰り返してきたけれど、夫は理由を問いただすどころか、無事に帰ってきたことだけを喜ぶような人でした。本当は怒って欲しくて、何をやっているのか聞いて欲しくて、わざと外泊していた部分もあったんですけど、諦めました。もともとマネージャーという仕事柄、撮影などで1週間ぐらい家を空けることもざらだったので、外泊を1日増やしたところで夫も気にしませんでしたし、子どもは、私の親やきょうだいが快く預かってくれていましたし」

 年下クンとは5年付き合って破局。今は同い年の男性と付き合っていて、彼とも週に2回はセックスする関係なのだとか。しかし夫が迫ってきてくれさえすれば、すぐにでもセックスを再開したいとS子さんは考えています。

「夫とは一緒にいて楽しいし、子どもも大好きだし、家族としては最高のパートナーなんです。でも、セックスだけがない関係。本当は好きで一緒にいられる人とセックスをしながら、年をとっていきたかった。それにもうひとり、子どもが欲しかったというのもあります。……私たちって、いびつな夫婦ですよね?

 仲はよいけれど、それでも「夫とはいびつな関係」と認めざるを得ないS子さん。死ぬまで夫婦でいたいと語りながらも、これからも、セックスのアウトソージングは続きそうな予感。S子さんの幸せは一体、どこにあるのでしょう……?

(久保樹りん)

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第2回/悲劇! カラオケマイク級のデカさに、ビッチは群がり、妻は悲鳴

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