ゴシップ

辻希美を叩きまくり「極悪ママタレ」に仕立てるのは誰か?

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辻を仮想敵にしている?

 2ちゃんねるでは長いこと辻希美のアンチスレが賑わっているが、最近では叩く方も飽きてきたのか、住人の興味の対象が他のママタレにうつったのか、(そもそも2ちゃん自体がここ最近、大変な状況だったのもある)やや静かな印象だ。それにしても、彼女を「叩く」コメントを自身で書き込むことはないにしても、辻希美というタレントを嫌悪しているのは、一体どんな人々なのだろうか?

 まず、前述のように、「ラクして稼ぎやがって!」と嫉妬する層があるだろう。次に、整形を疑われるすべての男女が許せない、という層もありそうだ。確かに彼女はデビュー当時と比べればだいぶ派手な顔つきになった。とはいえ、化粧でいくらでも顔を変えることができることは、「あいのり」出身の桃が披露した半顔メイクなどでよく知られるようになってきている。それから、クイズ番組などで珍解答を連発する「おバカタレント」であることや、19歳で妊娠・結婚したことなどで「避妊も知らないバカ娘」という悪印象を持った人々もいるだろう。

 その他に、辻希美のような「非常識な」ママ友に、嫌な目に遭わされたことがあるという主婦、も想定される。しかしそれは辻希美本人に嫌な目に遭わされたわけではないため、辻にしてみればとばっちりだ。いわば仮想敵としてサンドバッグにされているのである。また、派手な外見をしている母親は母親らしくない、という価値観を持つ人も、彼女のことは嫌いかもしれない。自分を派手に着飾ることに意識を向けすぎて、子供の世話や教育を後回しにしていそう……という印象を持つのだろう。だがこれも辻希美本人がどのような育児をしているか、目の当りにしたうえで批判しているわけではなくあくまでイメージでしかないため、とばっちりである。最後に、「若い女はしょうがねえなぁ~」とニヤつきたいオヤジ週刊誌や、「いまどきの母親はしょうがないわねえ」と眉をひそめたいオバサン週刊誌の存在もあるだろう。これら勢力があわさって、辻希美というタレントを、「社会常識を持たず、適当なブログで裏金を稼ぐ極悪ママタレント」に仕立てあげているのではないだろうか。

 一方で、母親とはかくあるべき、という抑圧を気にする素振りなど見せず、毎日淡々とブログを更新して仕事をこなしている辻希美の姿勢に、共感を覚えたり励まされたりする層もいるだろう。また、彼女が何か「非常識」と批判される行為や発言をするたびに、反面教師にして学ぶブログ読者もいるのではないか。

 ちなみに、数年前、辻家(というか杉浦家)の食卓にはウインナーが上り過ぎだ、という話題が盛り上がっていた頃、私自身も「そんな毎食ウインナーってありえないだろw」と思っていた。しかしいざ自分が子供を育ててみて、ようやく分かった。「幼児は加工肉が好きだ」ということが……。子供はウインナーが好きだ。野菜を食べない。卵は食べる。そしてこの夏は暑かった。休日の昼食はそうめんを茹でることが多かった。茗荷とシソ、生姜などの薬味をたっぷり刻んでよく食べた。だが子供は薬味など食べない。かといって、昼食でこれ以上労力を使って「よーし、お母さん張り切ってもう一品、作っちゃうぞ~」という気持ちにはなれない。そもそも親が夏バテしているからそうめんで済ませているのに、もう一品張り切って作ったら夏バテが加速する。そんな時、役に立つのがウインナーと卵焼きだった。ちょっと切れ目を入れてフライパンで軽く炒めるだけで、「タコさんだ~、カニさんだ~」と喜んで食べてくれることのありがたさ。辻希美は母として大先輩なのだ、ということを実感した夏だった。
(ヒポポ照子)

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ヒポポ照子

東京で働くお母さんのひとり。大きなカバを見るのが好きです。

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