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綾瀬はるか『精霊の守り人』シーズン1終了、視聴率が低くとも「おっぱいシーン」は要らない

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『精霊の守り人』オフィシャルHPより

『精霊の守り人』オフィシャルHPより

 NHK放送90年・大河ファンタジー『精霊の守り人』(綾瀬はるか主演/土曜午後9時~)の「シーズン1」は苦戦を強いられた、とされている。「シーズン1」は全4話で、3月19日にスタートし、先日終了した。3年にわたって「シーズン2」「シーズン3」全22話が放送される予定だが、第1話は11.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話は10.3%と2ケタをキープしたものの、第3話では7.1%と急落。フル4K撮影であることや特殊技術、海外ロケに大掛かりなスタジオセットなど映画撮影並みの予算が投じられ、大きなムーヴメントを巻き起こす話題作となることが期待されていた。そのため低視聴率に終わったシーズン1を嘆く声があちこちから聞こえている。

 今後の放送スケジュールは、「シーズン2」が2017年1月から(全9話)、「シーズン3」が18年1月から(全9話)を予定。「シーズン1」から「シーズン2」まで約9カ月にも及ぶインターバルがあることは、シーズン1の視聴者たちが離れてしまう恐れを孕むが、逆に考えれば広報活動次第では新たなファンを大量に獲得できる可能性も。

 「シーズン1」には東出昌大、木村文乃、藤原竜也、吉川晃司、中村獅童、平幹二朗らが出演したが、「シーズン2」では主役の綾瀬以外のキャストが総入れ替えとなる。明らかになったおもな出演者は、成長して、新ヨゴ国の第二王子から皇太子となったチャグム役に板垣瑞生が起用されるほか、ディーン・フジオカ、鈴木亮平、壇蜜、真木よう子、柄本明、伊武雅刀、渡辺えり、福山康平、橋本さとし、品川徹、岩崎う大(かもめんたる)、織田梨沙、小市慢太郎といった面々。また、NHK大河ドラマ『八重の桜』(13年)、TBS系ドラマ『わたしを離さないで』(今年1月期)で、綾瀬の少女期を演じた縁がある鈴木梨央が、異能の力を持つタルの民の少女・アスラ役で出演し、主人公・バルサ(綾瀬)が、その用心棒を務める。

 注目のディーンは、ロタ国王ヨーサム(橋本)の弟・イーハン役で、若い頃にアスラの母・トリーシア(壇蜜)と恋に落ちたことがあり、タルの民を抑圧から解放したいと考えているという役どころ。ただ、ディーンの話題性が来年1月まで続くかどうかはわからない。また、キャストは初めて視聴する際のとっかかりにこそなれ、継続して視聴したいと思うかは脚本・演出の力によるところが大きいはずだ。綾瀬は前出の主演作『わたしを離さないで』が全話1ケタ(6~7%)と低迷し、「数字のとれない女優」と悪評が出つつあるが、連続ドラマの視聴率だけを取り沙汰してキャストをコキおろしても、視聴者がついてくることはない。当の綾瀬にとって『精霊~』のバルサはハマり役で、殺陣などで抜群に高い身体能力をいかんなく発揮している。

 テレビや映画以外の娯楽が取り揃えられたこの時代に、莫大な費用を投じて3年にわたりドラマを制作・放送するのはNHKの大きな挑戦。しかし慈善事業で潤沢な予算を費やすわけにはいかないのだから、「シーズン2」の視聴率があまりに低く爆死するようなことがあれば、残念ながら「シーズン3」は“消化試合”にもなりかねない。「シーズン2」は絶対にコケることは許されないだろう。第一話では綾瀬と木村文乃の入浴シーンがあり、一部で「綾瀬の肢体を活かしセクシーなシーンを増やしてみては」と提案する声もあるようだが、もしそのような試みがあれば逆に原作ファンや「シーズン1」の視聴者が遠ざかることは必至。「シーズン2」では、より強く凛々しいバルサを見せてほしい。

(文=森田英雄)

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