カラダ・美容

災害時に必要な「女性の生理用品」に誤解? 市川海老蔵は「一番困るものと思いました」

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Photo by Susan Sermoneta from Flickr

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 4月14日夜からはじまり、16日未明に最大震度6強の本震に襲われた熊本、大分。断続的に余震が襲い、甚大な被害をもたらした。倒壊した家屋も多く、学校などの避難所に被災者が集まり、支援活動が続いている。2011年の東日本大震災からわずか5年。当時の教訓を生かし、救援物資を送るのであれば複数の品物を同じ段ボールに詰めない(仕分け作業が必要になってしまう)、古着や不用品を被災地に送ってはならない、個人的なボランティア活動に向かうには時期を選ぶ必要がある、などの知識が共有されているように思うが、「女性の生理用品についての誤解」が16日、ネット上で話題となった。

 発端は、「東日本大震災の時に避難所に救援物資として送られてきた女性の生理用品が『不謹慎』扱いされて送り返されたという話をきいた」という主旨のツイートだった。確かに当時、そういった話を耳にした記憶はある。そのツイートに関連して、「生理って我慢できないの? と言われたことがある」「月に一度、数日間ではなく“一回だけ血が出る”と勘違いしている人も」などの投稿が上がり注目を集めた。多数ではないにせよ、月経について誤解している男性がいる可能性がある。

 月経は基本的に月に一度、4日~一週間ほど、膣から血が流れ続ける。期間も量も個人差があるし、月に二度来る場合もある。普通の下着をつけているだけだったら、流れる血は下着どころか洋服や靴下、靴、椅子や寝具まで汚すことになる。その期間中は清潔な生理用ナプキンやタンポンを装着し、一日に数回は取り替える必要がある。10歳前後から50歳前後まで幅広い年齢層の女性が、生活必需品として生理用品を使用している。これが足りなかったらどれだけ困るか。経血をコントロールし、トイレでのみ血を排泄するという女性もいないことはないだろうが、いち女性としてそれが非常に難しいことを知っている。「緊急時なのだからそうしろ」と言われたら無理である。

 しかし今回の震災で「生理用品なんて不謹慎だ」と誤解をまきちらすような声はさすがにないと思いたい。九州の玄関口となる福岡市では天神の旧大名小学校を拠点に「WITH THE KYUSHU プロジェクト」をスタートし、様々な物資を集めて消防ヘリや陸路トラックで被災地に運んでいるが、現段階で提供を依頼しているのは以下6品目「ペットボトルの水(未開封、賞味期限内)」「トイレットペーパー」「おむつ(子供用、大人用)」「タオル(未使用、未開封のみ)」「毛布(未使用、未開封のみ)」「生理用品」だ。

 芸能界からも個人的に救援物資を送ったと報告しているタレントが数名いるが、歌舞伎役者の市川海老蔵は「コメント拝見していて一番困るものと思いましたので、紙おむつと女性用の(生理用品)を沢山送る事に」したという。東日本大震災で被災したサンドウィッチマン富澤たけしは、「特に水、赤ちゃんのオムツやミルク、生理用品や薬などが早くに必要になります」と広報している。

 生理用品にしろ紙おむつや水、保存食、トイレットペーパーにしろ、どれだけ自宅に“いざ”という時の備蓄をしていても、それを持って逃げ出すことができず家屋が倒壊してしまっては使用することができない。こうした必要物資がまず、すべての被災者にいきわたってほしい。

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